26日、沖縄県のかねひで喜瀬カントリークラブで「第3回比嘉一貴invitationalジュニアゴルフカップ」が開催された。
ジュニアは男子6人、女子9人の計15人が出場。プロでは比嘉と照屋佑唯智が参加し、各組2ホールについて回ったほか、アプローチ対決なども催された。
男子の部では、山本龍之介が1オーバーで優勝。女子の部は當山由菜が2アンダーで制した。
山本は6月の国内男子ACN(下部)ツアー「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」の本戦出場権を獲得。當山には5月の国内女子ツアー「ブリヂストンレディス」のマンデートーナメント出場権が与えられた。また、ともに7月11日開催の「THE OKINAWA OPEN 2025」の出場権も付与された。
比嘉は「特に沖縄の子は本土に出る機会があまりないので、レベル向上が難しい。底上げのきっかけになれば」と、大会開催へのきっかけを語る。第3回を迎えて「年々レベルが上がっている」と笑顔を見せた。
さらに、「プロテストを控えている子からの質問には『プロテストは一発勝負なので、どれだけ自分に自信を持って挑めるか』というのは強く伝えました。プロになることがゴールじゃなく、合格してから第一線で活躍できる選手になってほしい」と後輩たちへエールを送った。
【優勝者のコメント】
■男子の部優勝:山本龍之介
「きょうはミスもあったのですが、耐えきれたと思います。雷山の出場権をもらえたので、自分のペースでベストを尽くして頑張りたいです」
■女子の部優勝:當山由菜
「ドライバーが暴れたのですが、後半パターが入って1ボギーで耐えることができました。プロのツアーは初めてなのですが、緊張すると思うので、練習して備えて頑張りたいです」