<日本オープン 最終日◇13日◇東京ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇7251ヤード・パー70>
日本一決定戦の最終ラウンドが終了した。トップと1打差で出た今平周吾が5バーディ・3ボギーの「68」をマーク。トータル4アンダーで逆転し、節目のツアー通算10勝目をメジャー初制覇で飾った。
3番でボギーを叩いたものの、4番から2連続バーディを奪取。8番でもスコアを伸ばし、単独首位で後半に入った。後半では木下稜介と一騎打ちの様相を呈し、首位タイで最終18番に突入した。
2打目でグリーンに置いたが、ピンまで距離を残した。だが、長いバーディパットはカップに吸い込まれ、地元・埼玉のギャラリーから大歓声。力強いガッツポーズを見せた。木下はバーディを奪えず、通算アンダーパーわずか2人という大熱戦は今平に軍配が上がった。
木下はトータル3アンダー・2位。メジャー2勝目はおあずけとなった。トータルイーブンパー・3位に稲森佑貴、トータル2オーバー・4位には金谷拓実が入った。
中島啓太はトータル4オーバー・6位タイ。石川遼はトータル5オーバー・8位タイで4日間を終えた。
【最終ラウンドの上位成績】
優勝:今平周吾(-4)
2位:木下稜介(-3)
3位:稲森佑貴(E)
4位:金谷拓実(+2)
5位:阿久津未来也(+3)
6位:中島啓太(+4)
6位:金子駆大(+4)
8位:石川遼(+5)
8位:比嘉一貴(+5)
8位:長野泰雅(+5)
8位:池村寛世(+5)