<ACNチャンピオンシップ 初日◇5日◇三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース(兵庫県)◇7295ヤード・パー72>
石川航は5バーディ・5ボギーの「72」で回り、イーブンパー・54位タイで滑り出し。今回の相棒は、兄・遼のエースキャディである佐藤賢和氏。遼が体調不良で今大会を欠場したため、急きょタッグを組むことになった。「小学校、中学校のときに一緒にゴルフをしたぐらい」と昔からの知った仲だが、試合で担いでもらうのは初めてだ。
石川航は兄・遼のエースキャディと初タッグ「すごく勉強になる部分が多い」
石川遼の弟・航は、兄のエースキャディ・佐藤賢和氏との初タッグを組んでいる。
配信日時:2023年10月5日 22時56分
<ACNチャンピオンシップ 初日◇5日◇三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース(兵庫県)◇7295ヤード・パー72>
石川航は5バーディ・5ボギーの「72」で回り、イーブンパー・54位タイで滑り出し。今回の相棒は、兄・遼のエースキャディである佐藤賢和氏。遼が体調不良で今大会を欠場したため、急きょタッグを組むことになった。「小学校、中学校のときに一緒にゴルフをしたぐらい」と昔からの知った仲だが、試合で担いでもらうのは初めてだ。
佐藤キャディは航のプレーについて、「球もそれなりに飛びますし、とてもパターがうまいので、ショットと上手く噛み合ってくると、ビッグスコアも出るんじゃないかなという感じで見ています。やってはいけないミスとかなどが減ってくれば、勝手にスコアも出てくると思います」と話す。
一方の航は、佐藤キャディから学ぶことが多かった様子。「すごくレベルが高いなというか、練習ラウンドの仕方から試合中の考え方など、すごく勉強になる部分が多かったです。メモは今まではあまり考えずに書いていたんですが、佐藤さんはピン位置を想定して寄せづらいところをメモしてくれている」。遼や北田瑠衣、有村智恵で優勝しているベテランキャディから、ツアーでの戦い方を吸収する大会となっている。
開幕前の練習ラウンドではこんな場面も。「前半は佐藤さんがボール置いてくれて、『ここからこのピンに狙って』みたいな感じだったんですけど、後半は『航が今後のひとりでできるためにも、自分で考えてやってみな』って言われて、その答え合わせをしてくれている感じで教えてくれました」と、本番を想定した授業とテストを行った。
続けて、「これから佐藤さんと何回もやるわけじゃないと思うんですけど。自分1人でもできるようにっていうことを考えてくれていたので、本当にめっちゃ優しいなと思いました」と感謝の言葉も口にする。
9月上旬に行われた「フジサンケイクラシック」でショットの不調に苦しみ、予選落ち。それから「前よりもスピン量を減らすためにインパクトでもう少しハンドファーストになるようにしました」とスイング修正に取り組んだ。「ハンドファーストにするためにトップからの切り返しも少し早くしたり」と約1カ月間の短い期間ではあったが、「手ごたえはよかったです」と試合のなかで成果が出せている。
さらに、今大会ではキャロウェイのウッド型ユーティリティ『APEX UW』を投入。長距離を高い弾道で狙うのが狙いだ。「4番アイアンを抜いて、4番のUWを入れました。理由は210ヤードのパー3を高い球で狙えるからです」という。キャディ、スイング、クラブと準備万端で初日を迎えた。
今季はここまでレギュラーツアー5試合に出場し予選通過は1回だけ。今週は佐藤キャディとの初タッグで4日間プレーしたいところ。「最後の1ホールまで学びながら、まずは予選通過。そして日曜日まで戦いきりたいです」と意気込んだ。(文・高木彩音)
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