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片岡尚之は初Vから6度目の2位 大学後輩に惜敗「ポジティブにいかないと」

大学の後輩とのデッドヒートに屈した片岡尚之。3年ぶりの優勝は果たせなかった。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年5月5日 18時45分

<中日クラウンズ 最終日◇5日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース (愛知県)◇6557ヤード・パー70>

トップと1打差の2位で最終日を迎えた片岡尚之は、同組の米澤蓮と最終ホールまで激戦となる優勝争いを繰り広げたが、5バーディ・2ボギーの「67」でラウンド。トータル12アンダーまで伸ばしたが、1打足りずに2位で大会を終えた。

18番セカンドはこんな状況【写真】

大会名物のブルージャケット争奪戦は最終18番ホールまでもつれた。「本当に蓮がいいゴルフをしていて、それに自分もついていこうと思って、後半は11、14番でバーディが取れて…」と前半は米澤がスコアを伸ばしてハーフターンをしたが、後半は片岡がその距離を縮めていた。

「本当にずっと、終始緊張していた」と少しでも気を抜いたら負けてしまう状況のなか、最後まで気持ちを切らさずに戦った。最終ホールは左からの風に悩んだが「振り切ろう」と決めてドライバーを放つも風に流され右に飛んでしまう。林のなかからうまくリカバーしたが、その2打目はグリーン手前のバンカーに入れてしまい、悔しさのあまり思わずしゃがみ込む。それでもバンカーから50センチほどに寄せ、プレーオフのチャンスをつくった。

だが、2打目を約2メートルにつけていた米澤がバーディパットを決め、片岡の2位が決まった。「結構いいゴルフができていたので、それで負けてしまったのが悔しかった」と無念をあらわにした。「本当に蓮はうまかったなって」と優勝した大学の後輩を称えた。

2021年の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」でのツアー初優勝から、2位で終えてしまうことが今大会で6度目となった。自分が強くならないといけないことは明確になっている。「技術もですけど、こういう最後の接戦のなかで、いつも通りのゴルフができるようにもっと自信をつけていかなきゃいけない」と自身のプレーを信じる気持ち、精神面を課題に挙げた。

今季はまだまだ20試合が残っている。落ち込んでいる時間はない。「いつか勝てるだろうって、ポジティブにいかないと。もっとうまくなれば余裕の展開で戦えて、緊張するなかでも優勝できるんじゃないかな」と気持ちを切り替え、来週の群馬戦へ挑む。ツアー2勝目は、すぐ目の前に迫っている。(文・高木彩音)

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