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今季2度目の初Vチャンスつかめず…「同じことをやってしまった」 清水大成は“成長”求めて次戦へ
清水大成は「70」と伸ばしきれず。ツアー初優勝はお預けとなった。
配信日時: 2024年9月22日 08時19分
<パナソニックオープン 最終日◇22日◇有馬ロイヤルゴルフクラブ(兵庫県)◇7100ヤード・パー72>
「25アンダーぐらい行ければいいなと思いながらやっていた。そこに自分が届かなかったことにびっくりしています」。今季2度目の単独トップで最終日を迎えた清水大成だったが、3バーディ・1ボギーの「70」。目標スコアに3打届かず、ツアー初優勝はならなかった。
同組の平田憲聖に2打差をつけてスタートし、出だしはともにバーディ発進。先にスコアを崩したのは、前半の8番でボギーを喫した清水だった。1打差に詰め寄られて迎えた9番からは、平田が4連続バーディを奪取。「憲聖の流れになっちゃっている」。10番では清水も負けじとバーディを奪ったが、そこからはチャンスにつけても決めきれない時間が続く。
「流れを作れるところはあったと思う」。今大会前までの平均パット数は『1.6988回』でツアー1位。後半だけで8度のバーディパットを放ったが、カップインは2回のみ。「そこ(チャンス)をつかめなかった感じです」。この日は最大の武器を生かし切ることができなかった。
特に16番で打った約5メートルのバーディパットは「本当に入ったと思った」。だが、カップのわずか左を通過。体から力が抜けて、ヒザから崩れ落ちそうになった。「あれが入ればうれしいですね…次は」。
今年の「関西オープン」でも単独首位で最終日に挑んだが、伸ばしきれず3位に終わった。「同じような最終日をやってしまったな、というか…。ショットのミスの仕方だったり、あまり成長していない感じがあります」と悔しい気持ちがあふれ出る。
次戦は来週26日(木)から始まる「バンテリン東海クラシック」。この敗戦を糧にして、次こそは“成長できた”と思える一週間にしたい。(文・高木彩音)
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