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15年ぶりの兵庫Vなるか 33歳を迎えた石川遼、涼しい北海道から「季節逆戻り(笑)」
国内男子ツアー「パナソニックオープン」に出場する石川遼が意気込みを語った。
配信日時: 2024年9月18日 06時47分
<パナソニックオープン 事前情報◇18日◇有馬ロイヤルゴルフクラブ(兵庫県)◇7100ヤード・パー72>
前日の17日(火)は、石川遼の33歳の誕生日。「おめでとうございます」の祝福を受けると、笑顔で「ありがとうございます。いつまで言ってもらえるか…(笑)」と照れくさそうに答えた。
誕生日当日はウェッジ数本とパターを持ち9ホールをラウンド。「きのうはほぼグリーン周り、あとはティショットの狙いどころと、グリーン上とグリーン周りのチェックですね」とコースの下調べ。舞台である有馬ロイヤルゴルフクラブ(兵庫県)は2021年の「関西オープン」以来のトーナメント開催。水曜日はプロアマで18ホールを回り「3年前のことも思い出したんですけど…。このコース、フェアウェイは広いんですけど関西特有の地形もあって、広いなりにOBがあったりだとか、ラフも深いです」と話す。
今大会のラフはティフトンと野芝が入り混じっていることと、ホールによってはボールが見えなくなるほど深いところもある。「フジサンケイも深かったですけど、(今大会は)芝が寝ていなくてボールが沈む。フジサンケイは長くて芝が寝てしまっている状態だったけど、沈む割合でいったり、例えばウェッジで出すだけの確率はもしかしたらこっちのほうが高いかもしれないです」と難しさを分析した。「攻め方などに影響すると思います」とラフへの警戒を示す。
9月中旬にも関わらずこの日は気温が34度まで上がるなど、夏の終わりが見えない天候。先週は北海道で行われた「ANAオープン」に出場していたこともあり「全然違いますね」と温度差に苦笑いを見せた。同大会の最終日は生地の薄いニットを着用し、「19度ぐらいだったかな」と上着を脱ぐことがないほどの涼しい気温だった。「季節逆戻りだなと(笑)。秋だなと思ったけど、また夏に戻ったみたいな」と笑いを誘う。
33歳最初の試合だが、「ぼくのなかで初戦という概念はないんですけど…(笑)」と試合への向き合い方はこれまでと変わらない。「スコアの目標とかも特にないですし、自分がしっかりと今やっていることを明日の試合中にできるかどうかっていうところ。そこができていないと結果うんぬんという話じゃない。しっかり自分をコントロールしてやりたいと思います」と今週も自身のパフォーマンスを発揮することに集中していく。コースは違えど、プロ転向後の初優勝と2勝目はともに兵庫県。バースデーウィークで納得のいくゴルフを展開し、15年ぶりの兵庫Vを飾りたい。(文・高木彩音)
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