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蝉川泰果、秋口からウッドとパターをリシャフトでV「やっとしっくり来た」【勝者のギア】

1981年大会で優勝の羽川豊(23歳363日)を抜き、史上最年少記録の大会制覇となった蝉川泰果(22歳326日)。その優勝ギアを見てみよう。

所属 ALBA Net編集部
長岡 幹朗 / Mikoro Nagaoka

配信日時:2023年12月5日 12時00分

<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇3日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70>

国内男子ツアー最終戦はトップタイで出た蝉川泰果が4バーディ・2ボギーの「68」をマーク。トータル15アンダーまで伸ばし、4月の「関西オープン」以来となる今季2勝目、ツアー通算4勝目。また、22歳326日での大会制覇は、1981年大会で優勝の羽川豊(23歳363日)を抜き、史上最年少記録となった。

チーム蝉川大集合! 嬉しい大会最年少V【写真】

前回の優勝時からウッドとパターのシャフトを「マイナビABCチャンピオンシップ」から替えた蝉川。ドライバーはグラファイトデザイン『ツアーAD VF-6TX』で3Wは同『ツアーADプロトタイプ』になり、パターはカーボンから日本シャフト製の軽量スチールにリシャフト。今週活躍したギアを問われ「ドライバーですかね。いや、パターかもしれません」。

蝉川が自身の4勝を振り返ると、ドライバーを不安なく振り切れている週、そしてパターのフィーリングがいい週と、2つの共通点があるそう。そして今週はドライバーを曲げずに打つひらめきから、腰を切ったスイングで安定したフェードを放てるため、他の選手がドライバーを握らない場面でも不安なく距離を稼いだ。

気温が下がる秋にリシャフトした理由は「以前のシャフトが少しハードに感じた。もう少しつかまりが欲しい」とのことから『ツアーAD』に変更。「ツアーAD VFは球の打ち分けもしやすいです。(パターは)カーボンからスチールに変更しました。軽くて硬いシャフトですね」。

今季はフル参戦1年目で、アマ時代とは異なり、毎週のようにギア調整を行ってきた蝉川。「ドライバーのロフトも実は1度寝かしたんですけど、ロフトを毎回変えたり、今年は毎週ギアチェンジを行っていて、今回やっとしっくり来たなと。今週、優勝できたのは、ギアの力もあると思う」と話し、契約するPINGやシャフトメーカー各社のシーズン中のサポートに感謝していた。


【蝉川泰果の優勝クラブセッティング】
1W:ピン G430 LST(9°ツアーAD VF-6TX 44.75インチ)
3W:テーラーメイド ステルス2(15°ツアーADプロトタイプ)
3I:ピン i525(18°N.S.PROモーダス3 HYBRID G.O.S.T 370X)
4I〜PW:ピン BLUEPRINT(N.S.PRO モーダス3 プロトタイプ X)
50,56,60°:ピン GLIDE 4.0(N.S.PRO モーダス3 システム3 TOUR125 X)
PT:ピン PLDミルドANSER(N.S.PROパター)
BALL:スリクソン Z-STAR ◆(ダイヤモンド)

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