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ツアーではもはや”絶滅危惧種”? 川村昌弘が使うパターが渋すぎた

日欧共催大会「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」が今週いよいよ開幕する。欧州ツアーを主戦場にする川村昌弘のバッグの中身を覗いてみた。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2024年4月25日 17時20分

<ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 事前情報◇24日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>

日本ゴルフツアー機構(JGTO)とDPワールド(欧州)ツアーの共催試合として注目を集める「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」が25日(木)から開幕。欧州ツアーが主戦場の川村昌弘も出場しているが、何やら珍しいパターを使っていた。

クセがすごい⁉ 川村昌弘のパターはこちら【写真】

川村は、2013年の『アジアパシフィックパナソニックオープン』で1973年のツアー制度施行後では石川遼、松山英樹に続く日本人選手歴代3位となる20歳96日の年少優勝を飾り、以降は海外ツアーに積極的に参戦。現在は欧州ツアーで6季連続のシードを守り続けている。

そんな川村が使用するパターはスコッティキャメロンの『ブルズアイ』。懐かしのキャッシュイン型で、かつて青木功らも愛用していた形だ。ツアーではめっきり見なくなったいわば”絶滅危惧種”のようなパターだが「なんか癖がないし、練習で使ってみたらいい感じだった」。”クセ”が強そうに見えるが川村にとってはこれがしっくり来ている。

このパターとの出会いは米国のスコッティキャメロン・スタジオだった。フィッティングのため足を運んだ際に、ディスプレイとして飾られていたもので、練習用に貰ったという。そこから試合でも使うようになり、今ではスタメン入りを果たしている。

時代に逆行するかのようなパターを使っているが、川村は他にも『ミズノプロ MP-29』の1番アイアンをいれることもある。見た目はペラペラでまるでかみそりの刃のようなマッスルバックだ。「年に1試合使うか使わないかですが、地面が硬いケニアやスコットランドで使うことがある」と今週はお目にかかれなかったが、今後の試合では、1番アイアンでのティショットを見る機会があるかもしれない。

現在、使用するアイアンはタイトリストの『620MB』だ。「(ヘッドが)大きいのにしようかなって思ったこともあるんですけど、結局戻っちゃう」と、最後は見た目がシャープなクラブに行きつくようだ。さらにこのアイアンは、1本だけ鉛がべったり貼られている。タイトリストのツアー担当者に話を聞くと、「セットのピッチング(47度)を53度まで寝かし、鉛でバランスを調整している」とのこと。つまり『620MB』のピッチングが2本入っていて、そのうちの1本のロフト角を53度まで寝かせている。やはり”クセ”の強さを感じざるを得ないセッティングであった。(文・齊藤啓介)

【川村昌弘のクラブセッティング】
1W:タイトリスト TSR3(10°ベンタス BLUE 6X)
3W:タイトリスト TSi2(15°ベンタス BLUE 6X)
5W:タイトリスト TSi2(18°ベンタス BLUE 7X)
3U:タイトリスト 818 H2(23°FUBUKI AX h500 X)
5~PW:タイトリスト 620MB(スチールファイバー i 125cw X)
PW(53°):タイトリスト 620MB(スチールファイバー i 125cw X)
56,60°:タイトリスト SM10(スチールファイバー i 125cw X)
PT:スコッティキャメロン ブルズアイ
BALL:タイトリスト プロV1

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