<日本プロゴルフ選手権 事前情報◇26日◇恵庭カントリー倶楽部(北海道)◇7441ヤード・パー72>
先週の海外メジャー「全英オープン」で無念の予選落ちを喫した中島啓太が、気持ちを切り替えて国内メジャー獲りを狙う。
英国帰りで時差ボケにも負けず日本タイトルへ 賞金ランク1位・中島啓太「気持ちを切り替えて優勝を」
今季の国内男子メジャー第2戦「日本プロゴルフ選手権」が今週27日(木)から開幕。初日の組み合わせが発表された。
配信日時:2023年7月26日 11時18分
<日本プロゴルフ選手権 事前情報◇26日◇恵庭カントリー倶楽部(北海道)◇7441ヤード・パー72>
先週の海外メジャー「全英オープン」で無念の予選落ちを喫した中島啓太が、気持ちを切り替えて国内メジャー獲りを狙う。
プロとして初めて臨んだ海外メジャー。初日「72」の1オーバー・48位タイで滑り出したが、2日目は16番からの上り3ホールでボギー、ボギー、ダブルボギーと4つスコアを落として「76」の5オーバー。トータル6オーバーで2打及ばず予選落ちに終わった。
カップまで20歩のイーグルパットを沈めたり、名物ホール17番パー3で80センチにつけるスーパーショットを見せたり、要所要所で“ナイスパー”とするなど見せ場も作った。しかし、週末にプレーできずに「すごく悔しかったです」と振り返るが、「いいパーセーブもありましたし、難しい場所からパーを拾えた。最後まで予選通過を狙える位置でプレーできたのは、パーセーブのおかげだと思います」と粘れる力を少しでも発揮できたことを収穫として挙げた。
日曜日に帰国して、火曜日の昼に北海道入り。「昨日は1時間半寝ました」と時差ボケに悩まされている。練習ラウンドも軽めにし、この日はインの9ホールを回ったのみ。アウトの9ホールはぶっつけ本番になる。「フロントナインは分からないけど、フェアウェイが狭くてラフが伸びているところがある。なるべくドライバーを持って(グリーン)近くにもっていきたい。ショートアイアンはラフから止まらないわけでもないので、なるべく攻めていきたい」とメジャー仕様の難コースをドライバーで制圧する構えだ。
昨年9月にプロ転向をして、今年の「ASO飯塚チャレンジド」でプロ初優勝を遂げた。5週連続最終日最終組に入るなど、毎週のように優勝争いを演じ、現在賞金ランキング1位。そろそろ国内メジャータイトルも欲しいところ。
英国では悔しさが残ったが「今週は今週で切り替えたいですし、優勝目指して頑張りたい。メジャー大会ですし、みんな優勝目指していると思うので、あきらめずにプレーしたい」。時差ボケの影響で体調は本調子ではないかもしれないが、英国で見せた粘りを北の大地でも発揮して“プロ日本一”の称号を狙う。(文・小高拓)
この記事のタグ
記事に関連するリーダーボード
関連記事
日本プロゴルフ選手権
日本プロゴルフ選手権のニュース
- 平田憲聖、「イメージが出る」とPWを46°に変更し4本ウェッジが奏功【勝者のギア】
- U25世代・石坂友宏が最終Rベストで5位 「同世代の活躍は刺激になるし嬉しい」
- 蝉川泰果は猛追も2打差2位の惜敗 5月以来の優勝争いで「負けるのはすごく悔しい」
- 「ライバル」の名前を見て発奮 最年少日本プロ覇者・平田憲聖が2000年世代ではプロ2勝目一番乗り
- 石川遼は5位終戦 「あのタッチで打つなら…」悔やまれる8番のバーディパット
JGTOツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |