ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

JGTOツアー

国内男子

22歳の”同級生ハグ”で思い出した、切磋琢磨してきた91年度生まれの盟友ふたり【カメラマンの景色】

“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な名場面を紹介する。

配信日時:2023年1月18日 17時00分

優勝した蝉川泰果(写真右)にハグする中島啓太
優勝した蝉川泰果(写真右)にハグする中島啓太 (撮影:佐々木啓)

新型コロナウイルスの影響がやや残るなか、2022年の国内男女ツアーは概ねスケジュール通りに開催された。各試合でさまざまなドラマが誕生。“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な名場面を紹介する。

またしても驚きのエンディングが待っていた。21年の「パナソニックオープン」で中島啓太がアマチュアながらツアー優勝を遂げ、それから1年。大会を制したのはアマチュアの蝉川泰果(東北福祉大4年)だった。

アマチュアでのツアー優勝は史上6人目の快挙。ウイニングパットを大事に沈めて大粒の涙を流した蝉川の姿を、グリーンサイドで見守っていたのが中島だった。そして抱き合い、喜びを分かち合った。「僕が泣きすぎて何を話したか覚えていないです(笑)。『おめでとう』、『ありがとう』ぐらい」(蝉川)。印象的なシーンとして佐々木啓(ひろむ)カメラマンはシャッターを押したが、その様子を見て“ライバル”の存在について思いを巡らせていた。

「宮里藍選手と横峯さくら選手(85年度生まれ)、石川遼選手と松山英樹選手(91年度生まれ)など、同年齢のライバル同士が切磋琢磨していると、プロゴルフ界も盛り上がる傾向があるような気がします」(佐々木カメラマン)。蝉川と中島は同じ2000年度生まれの同級生。15年の中学3年生からJGAナショナルチームに入り、アマチュア世界ランキング1位、プロツアー優勝とトップを走り続けていた中島を、蝉川はずっと追い続けてきた。

優勝会見で蝉川は「(中島)啓太の存在は僕の中で本当に大きい。いつか追い越したいという思いがあったなかで、啓太が勝った大会で優勝できてすごくうれしいです」と思いを語っている。「ふたりにも(石川と松山のような)そんな役割になってもらいたいと感じました」と佐々木カメラマンも期待を寄せた。

関連記事

JGTOツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. PGA
    開催前
    2025年4月17日 4月20日
    RBCヘリテージ
  2. PGA
    開催前
    2025年4月17日 4月20日
    コラレス・プンタカナ選手権
  3. LPGA
    開催前
    2025年4月17日 4月20日
    JMイーグルLA選手権
  4. ステップ・アップ
    開催中
    2025年4月15日 4月17日
    フンドーキンレディース
  5. DPワールド
    開催前
    2025年4月17日 4月20日
    ボルボ中国オープン
  6. PGAシニア
    開催前
  7. ネクストヒロイン
    終了
    2025年4月15日 4月16日
    CRÉATION DREAM CUP

おすすめコンテンツ

関連サイト