5日、ミズノが「2025年ゴルフクラブ新製品発表会」を行った。新アイアンとなる『Mizuno Pro S-3』、さらにウェッジ2機種『Mizuno Pro T-1』、『Mizuno Pro T-3』を3月7日に発売すると発表した。
新アイアンとなる『Mizuno Pro S-3』は、ハーフキャビティ構造ながら、マッスルバック構造に近づけたモデルとなり、心地よい“打感”とツアープロが求める“抜けの良さ”を追求。Signature(象徴)を意味する“S”を冠した「Mizuno Pro S」シリーズとして新たに展開することとなる。
発表会にはミズノアンバサダーの小林正則、小鯛竜也、杉浦悠太が登場し、各々が新アイアンを評価。小鯛は「シャープで構えやすい」、小林は「直進性が強いし、距離も5ヤード未満ほど伸びた」と高く評価した。
そして、以前は同社の『JPX923 TOUR』を使用していた杉浦も、昨年の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を終えたタイミングでチェンジ。クラブを替えないことでも知られている杉浦であるが「打感と構えやすさが一番大きい」と即投入を決めたほど。以前使用していたモデルより、グースが少なくよりストレートに見える“顔”も「まっすぐ行く安心感」を与えていると話す。
今年の米国男子ツアー第2戦となった「ソニー・オープン・イン・ハワイ」に出場した際には実戦投入。「いい打感で打てて、打つ度にテンションが上がった」と、同社が掲げる今作のテーマとなる“打感の頂”を感じながらのラウンドとなったようだ。
「マネジメントの甘さが出た」と惜しくも試合は予選落ちに終わったものの、ハワイには2週間滞在し、山登り、サーフィン、スカイダイビングを満喫。国内でのシーズンを前に束の間のリフレッシュとなった。
現在は、地元の愛知県で練習を行い、今月下旬には鹿児島県で合宿を行う予定だ。“ゴルフ漬け”の日々を過ごし、いよいよシーズンも開幕。プロ2年目となる今季は「賞金王を目指して頑張りたい」と意気込んだ。