<日本プロゴルフ選手権 初日◇4日◇富士カントリー可児クラブ 志野コース(岐阜県)◇7164ヤード・パー71、7201ヤード・パー72>
10番からスタートした清水大成は前半と後半でそれぞれ3つのバーディを奪うプレーで「65」をマーク。6月に出場した「全米オープン」以降初めての試合で首位タイ発進を決めた。
全米オープンは「悔しい思いしかない」 清水大成が『65』でうっぷん晴らす首位発進
清水大成が「全米オープン」から帰国後初の試合で好発進を決めた。
配信日時:2024年7月4日 09時03分
<日本プロゴルフ選手権 初日◇4日◇富士カントリー可児クラブ 志野コース(岐阜県)◇7164ヤード・パー71、7201ヤード・パー72>
10番からスタートした清水大成は前半と後半でそれぞれ3つのバーディを奪うプレーで「65」をマーク。6月に出場した「全米オープン」以降初めての試合で首位タイ発進を決めた。
初日を振り返り「安定したプレーができた」と評価。「ティショットはラフにいくこともあったが思った球が打てて、セカンドもしっかりパーオンできた」と”教科書通り”のプレーでバーディを量産した。
全米オープンでは惜しくもカットラインに1打及ばず「悔しい思いしかない」と初のメジャーを振り返った。また、「情報収集もしたかった」と唇を噛む。「ネイティブエリア(草むら)からのショットをもっとやっておけばよかった。バミューダ芝もやったことが無かったので」と苦い経験となった。
ただ、悲観するばかりではなく「戦える部分はあった」という。「そんなに置いていかれなかった」と今季のドライビングディスタンスは300ヤードを超えるパワーヒッターは「飛距離」で通用する部分があった。さらに、「ロングアイアンでグリーンを止められたことも自信になった」と収穫もある。
それでも、全体を通して振り返れば「全部課題だな」とポツリ。「ドライバーでフェアウェイに置く精度、パッティングをもっと入れたい」。持ち前の飛距離に今季の平均パット数も『1.6855』の1位を記録する清水を持ってしてもやはり海外ツアーの壁は高い。今回の悔しさがさらに火をつけたのか「かなり強くなりました」と海外志向はさらに高まった。
なお、国内に目を向けると今季はこれまで7試合に出場し予選落ちは1回、トップ10入りは5回と好成績を収めており「調子自体はずっと悪くない」と話す。まだ初日ではあるが初優勝も期待される位置に、「いい形で決勝ラウンドを迎えたいっていうのが一つ。そこから優勝目指して頑張ります」。蒸す暑さが続く岐阜で、爽やかな笑顔を見せた。(文・齊藤啓介)
この記事のタグ
記事に関連するリーダーボード
関連記事
日本プロゴルフ選手権
日本プロゴルフ選手権のニュース
- プロ初Vが日本プロ! 杉浦悠太がクラブを替えない理由は「調子の悪さは自分のせいに」【勝者のギア】
- 杉浦悠太が記録ずくめのプロ初優勝 蝉川泰果との激闘を制し「ずっと緊張していました」
- 自分への怒りあらわ「上がりがクソでした」 池田勇太の日本プロ総括
- ジャンボ超えならず 蝉川泰果が悔しさ吐露「いろんなホールが悔しい」
- 日本プロワーストのパー3「13」叩き 29歳に何が起こった?
JGTOツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |