＜日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 事前情報◇6日◇小杉カントリークラブ（6,605ヤード・パー72）＞

8月6日（月）に都内で行われた「第51回 日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯」（9月6日〜9日）記者会見に、昨年覇者の李知姫（韓国）が出席。檀上から連覇にかける強い意気込みを示した。

李知姫　前夜祭で魅せた“大人の色気”

昨年大会では、2位のイ・ミニョン（韓国）に2打差をつけ、2008年「日本女子オープン選手権」以来となるメジャー2勝目を手にした知姫。そのタイトル獲得について、「すごく自信になりました。昨シーズンは、それまで成績がいまいちで、あまり（試合に出ても成績に）期待をしないようにしていた。でも、この勝利で自信を持って試合に臨めるようになり、精神的にも大きかったです」と価値ある1勝だったことを語った。

またこの大会は、「ずっと勝ちたいと思って、ここに集中して練習もやってきた」と特別な思いを抱いて臨んでいたことも明かした知姫。それだけに、「優勝するまでに10年以上かかったけれど、強い思い入れを持っている大会は勝てるということを知ることができて嬉しかった」と、改めて感慨に浸った様子も見せた。

今季はここまで優勝はないが、「今までは連覇を意識してプレーすることはなかった。けど、今年は連覇を狙って思い切りやりたい」と、カップの死守へ並々ならぬ気持ちも見せた。今週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」後には一度富山入りし、開催コースとなる小杉CCでのラウンドも行う予定だ。ツアー22勝を誇る実力者が、目の色を変え、メジャータイトルの防衛に挑む。