<CAT Ladies 最終日◇19日◇大箱根カントリークラブ(6,704ヤード・パー73)>
トータル10アンダーで、ツアー初優勝を飾ったルーキーの大里桃子。プロテストに合格し、日本女子プロゴルフ協会入会からわずか23日でのツアー初優勝は史上最短記録となったが、「まだまだ下手くそ」と本人は控えめ。だが、1番ホールからギャラリーを沸かせる“才能”を持っていた。
【写真】大箱根の激闘を特選フォトで振り返る
1番パー5の3打目。ピンを大きくオーバーしたかに見えたが、バックスピンで戻って1.5mの位置にピタリ。ギャラリーからの大歓声を引き出すなど、この日は全体的にバックスピンを多用するシーンが目立った。
それでいて、初優勝の重圧がかかる最終18番の3打目はバックスピンを抑えるため、52°ではなく、PWのライン出しで20センチ締め。グリーンが速く、バックスピンのかかりやすい傾斜や状況を読み切り、クレバーに最適なショットを選択していた。契約するブリヂストンのツアー担当は大里の特徴をこう語る。
「大里プロは、女子プロの中でもかなりスピン量が多い選手。クラブへのこだわりとしては、ディープフェースで男子プロのようなセッティングを好みます。シャフトもしなり量が抑えめで、全体的にハードスペック。ただし、ドライバーだけはなぜかスピン量が少な目なんですよ。本人がスイングで意図的にそのようにしているのかもしれませんが…」
トータル10アンダーで、ツアー初優勝を飾ったルーキーの大里桃子。プロテストに合格し、日本女子プロゴルフ協会入会からわずか23日でのツアー初優勝は史上最短記録となったが、「まだまだ下手くそ」と本人は控えめ。だが、1番ホールからギャラリーを沸かせる“才能”を持っていた。
【写真】大箱根の激闘を特選フォトで振り返る
1番パー5の3打目。ピンを大きくオーバーしたかに見えたが、バックスピンで戻って1.5mの位置にピタリ。ギャラリーからの大歓声を引き出すなど、この日は全体的にバックスピンを多用するシーンが目立った。
それでいて、初優勝の重圧がかかる最終18番の3打目はバックスピンを抑えるため、52°ではなく、PWのライン出しで20センチ締め。グリーンが速く、バックスピンのかかりやすい傾斜や状況を読み切り、クレバーに最適なショットを選択していた。契約するブリヂストンのツアー担当は大里の特徴をこう語る。
「大里プロは、女子プロの中でもかなりスピン量が多い選手。クラブへのこだわりとしては、ディープフェースで男子プロのようなセッティングを好みます。シャフトもしなり量が抑えめで、全体的にハードスペック。ただし、ドライバーだけはなぜかスピン量が少な目なんですよ。本人がスイングで意図的にそのようにしているのかもしれませんが…」