実際にコースは闇に包まれていた。コースの日没時間は午後6時20分前後。最終日のホールアウト時間は同36分。暗いのも当たり前だった。ショットでは強風の対策で時間がかかり、グリーン上では落ち葉を取り除き、複雑なアンジュレーションのため慎重にラインを読む。プレー時間が遅れに遅れ、最終組は終了予定の午後6時ちょうどを36分越えて終了。前の組とも1ホール以上あいたことも事態を悪化させた。
天候との勝負もゴルフの要素の1つだ。とはいえ、選手と競技委員それぞれの“暗さ”、“プレーできるかどうか”の判断は曖昧。どちらかがハッキリと判断を下せば、納得の上でプレーを続行するのか中断するのか、決めることもできたかもしれない。「上がりが良くなかったので悔やまれる」とした有村。終わってしまった暗闇騒動。もやもやと悔しさは、あしたのプレーで晴らすしかない。(文・高桑均)
天候との勝負もゴルフの要素の1つだ。とはいえ、選手と競技委員それぞれの“暗さ”、“プレーできるかどうか”の判断は曖昧。どちらかがハッキリと判断を下せば、納得の上でプレーを続行するのか中断するのか、決めることもできたかもしれない。「上がりが良くなかったので悔やまれる」とした有村。終わってしまった暗闇騒動。もやもやと悔しさは、あしたのプレーで晴らすしかない。(文・高桑均)