＜LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ　2日目＞◇27日◇宮崎カントリークラブ(6,508ヤード・パー72)

　宮崎県にある宮崎カントリークラブで開催されている、国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の2日目。2オーバー16位タイでスタートした宮里藍が4バーディ・1ボギーとスコアを3つ伸ばしトータル1アンダーでホールアウト。首位とは4打差の8位タイに浮上した。

　「グリーンの感触が良くなりました。フィーリングとか芝目も含めてスピードとラインも合っていたので」と振り返った宮里。高麗グリーンに昨日はややてこずったが、この日はパットが決まりだし満足のラウンド。前半は4番でセカンドショットを1メートルにつけバーディを奪うと、6番では4メートルを沈める。後半は10、11番で連続バーディを奪って一気にスコアを4つ伸ばしたが18番でもったいないボギーを叩いてしまいトータル1アンダーでホールアウト。

　ハードスケジュールの中今大会に参戦し体の疲れもピークに。それでも昨日は「体が重いし帰ろうと思ったけど、帰っても寝てしまうだけなので、なるだけ体を動かした」とホールアウト後に時間をかけてパットの練習を敢行。その後は体のケアを十分おこない2日目に臨んだ。「ラフからとか距離感が難しいし、明日以降も体調は変わるし、それをしっかりアジャストして、それに合わせてコースマネージメントできれば」。手ごたえを感じてきた宮里が明日、どこまで上位に食い込んでいけるか注目したい。

　首位はトータル5アンダーの上田桃子、横峯さくらとこの日4つスコアを伸ばした馬場ゆかりがトータル4アンダー2位タイ、諸見里しのぶはトータル2アンダー4位タイとなっている。