<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日>◇29日◇宮崎カントリークラブ(6,508ヤード・パー72)
国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の最終日は、最後まで勝負の行方はもつれたがトータル6アンダーでホールアウトした横峯さくらが優勝。熾烈な優勝争いと賞金女王争いに終止符を打ち、今季のLPGAツアーの賞金女王に輝いた。
「チャンスは30パーセント」残された可能性を信じてスタートした横峯。前半はスコアを1つしか伸ばせずにいたが、それでも首位スタートの飯島茜との差を徐々に縮め、ライバルの諸見里しのぶとシーソーゲームを展開。厳しい条件で後半に突入し、14番でチップインバーディを奪うと、続く15番ではあわやイーグルかと思わせるスーパーショットで2位タイに浮上。同じ頃、後続の飯島がパーパットを外したため首位に並んだ。
苦しい場面もあった。17番ではセカンドでグリーンをとらえることができず、難しいパーパットをなんとか沈め、18番でも勝敗の行方を大きく左右するパーパットを、カップに切れる前にねじ込んでフィニッシュ。すべてをやりつくした横峯は、人事を尽くして天命を待った。
簡単に賞金女王の座を渡すことの出来ない諸見里も、17番でバーディを奪い横峯とは1打差で18番を迎え最後の粘りを見せる。だが最終ホールのバーディパットは決めることが出来ずわずか1打差に泣いた。最終組の飯島も16、17番の連続ボギーでスコアを落とし、18番でもバーディを奪えなかったため横峯の優勝。練習グリーンでプレーオフに備えていた横峯の目から涙がこぼれた。
国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の最終日は、最後まで勝負の行方はもつれたがトータル6アンダーでホールアウトした横峯さくらが優勝。熾烈な優勝争いと賞金女王争いに終止符を打ち、今季のLPGAツアーの賞金女王に輝いた。
「チャンスは30パーセント」残された可能性を信じてスタートした横峯。前半はスコアを1つしか伸ばせずにいたが、それでも首位スタートの飯島茜との差を徐々に縮め、ライバルの諸見里しのぶとシーソーゲームを展開。厳しい条件で後半に突入し、14番でチップインバーディを奪うと、続く15番ではあわやイーグルかと思わせるスーパーショットで2位タイに浮上。同じ頃、後続の飯島がパーパットを外したため首位に並んだ。
苦しい場面もあった。17番ではセカンドでグリーンをとらえることができず、難しいパーパットをなんとか沈め、18番でも勝敗の行方を大きく左右するパーパットを、カップに切れる前にねじ込んでフィニッシュ。すべてをやりつくした横峯は、人事を尽くして天命を待った。
簡単に賞金女王の座を渡すことの出来ない諸見里も、17番でバーディを奪い横峯とは1打差で18番を迎え最後の粘りを見せる。だが最終ホールのバーディパットは決めることが出来ずわずか1打差に泣いた。最終組の飯島も16、17番の連続ボギーでスコアを落とし、18番でもバーディを奪えなかったため横峯の優勝。練習グリーンでプレーオフに備えていた横峯の目から涙がこぼれた。