<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 最終日◇9日◇小杉カントリークラブ(6,605ヤード・パー72)>
申ジエ(韓国)がトータル16アンダーとダントツのスコアで優勝した「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」。2位以下は混戦となるなか、大出瑞月が濱田茉優と並び日本勢最上位となるトータル5アンダー・4位タイでフィニッシュした。
【連続写真】女王・鈴木愛のパッティングを正面から見る
予選通過時は11位タイ。そこから4位まで順位を上げられたのは、鈴木愛のおかげだという。「3日目にスタート時間が近かったので、ティオフする前に愛さんのパッティング練習を見てリズムを取り入れました。言葉にすると難しいですが…“スーー・コン”みたいな感じです。またPINGの方からは“鈴木さんのインパクト音を意識してやった方がいい”と言われてそこも頭に入れてやりました」。エッセンスを取り入れた最終日のパット数は「26」。この日5番目に少ない数字だった。
これまでも鈴木とは練習ラウンドをともにする機会があり、アドバイスをもらうこともあった。「ロングパットは見たイメージを大事にした方がいいと言われました。それまでは歩測していたりして、それに合わせにいっていたので」と、同じPING社と契約を結ぶ賞金女王から多くを学んでいる。
大出の練習量の多さも、鈴木を見習ってのことだろう。「今年はシード獲得のことは全然考えていませんでしたが、今回近づいたので頑張ってみようと思いました」。今大会で賞金1100万円を加算し、今季獲得賞金は2190万円に。目標とするシード権を目前に捉えた20歳は、大先輩の背中を追いかけて、一歩ずつ成長していく。(文・秋田義和)
申ジエ(韓国)がトータル16アンダーとダントツのスコアで優勝した「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」。2位以下は混戦となるなか、大出瑞月が濱田茉優と並び日本勢最上位となるトータル5アンダー・4位タイでフィニッシュした。
【連続写真】女王・鈴木愛のパッティングを正面から見る
予選通過時は11位タイ。そこから4位まで順位を上げられたのは、鈴木愛のおかげだという。「3日目にスタート時間が近かったので、ティオフする前に愛さんのパッティング練習を見てリズムを取り入れました。言葉にすると難しいですが…“スーー・コン”みたいな感じです。またPINGの方からは“鈴木さんのインパクト音を意識してやった方がいい”と言われてそこも頭に入れてやりました」。エッセンスを取り入れた最終日のパット数は「26」。この日5番目に少ない数字だった。
これまでも鈴木とは練習ラウンドをともにする機会があり、アドバイスをもらうこともあった。「ロングパットは見たイメージを大事にした方がいいと言われました。それまでは歩測していたりして、それに合わせにいっていたので」と、同じPING社と契約を結ぶ賞金女王から多くを学んでいる。
大出の練習量の多さも、鈴木を見習ってのことだろう。「今年はシード獲得のことは全然考えていませんでしたが、今回近づいたので頑張ってみようと思いました」。今大会で賞金1100万円を加算し、今季獲得賞金は2190万円に。目標とするシード権を目前に捉えた20歳は、大先輩の背中を追いかけて、一歩ずつ成長していく。(文・秋田義和)