<マンシングウェアレディース東海クラシック 最終日◇16日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース(6446ヤード・パー72)>
3打差を逆転し、トータル15アンダーでツアー初優勝を挙げた香妻琴乃。プレーオフに備えて練習していたパッティング練習場で、優勝決定の一報を受けた瞬間、その端正な顔を大きく崩し号泣した。
【関連写真】表彰式でうれし涙を拭う香妻琴乃
その瞬間、娘のゴルフを幼少から見守り、この日会場に駆けつけていた父・尚樹さんの目にも光るものが。「スランプに陥ってから、2年半はかかりましたけど…。でも、こんなに早く…」。そう言って、言葉をつまらせた。
1打リードの単独トップでホールアウトした香妻だったが、後続の選手はアン・ソンジュ、イ・ミニョン(ともに韓国)、岡山絵里、新垣比菜と強敵ぞろい。「プレーオフを覚悟というより、プレーオフならいいね」という気持ちで父は戦況をみつめていた。
岡山、ミニョン、新垣が次々とトータル14アンダーでホールアウト。残すは18番をプレーしていたソンジュだけだった。ここでバーディを奪えばプレーオフという場面で、ソンジュのセカンドショットはピン3mの位置に落ちた。結果的に、これを外して香妻の優勝が決まったのだが、「(18番グリーンからの)歓声を聞いた時に最初は、バーディを獲ったと思いました」と今季4勝の実力者との直接対決を覚悟した。しかし直後に外したことを知り、涙がこみあげた。
3打差を逆転し、トータル15アンダーでツアー初優勝を挙げた香妻琴乃。プレーオフに備えて練習していたパッティング練習場で、優勝決定の一報を受けた瞬間、その端正な顔を大きく崩し号泣した。
【関連写真】表彰式でうれし涙を拭う香妻琴乃
その瞬間、娘のゴルフを幼少から見守り、この日会場に駆けつけていた父・尚樹さんの目にも光るものが。「スランプに陥ってから、2年半はかかりましたけど…。でも、こんなに早く…」。そう言って、言葉をつまらせた。
1打リードの単独トップでホールアウトした香妻だったが、後続の選手はアン・ソンジュ、イ・ミニョン(ともに韓国)、岡山絵里、新垣比菜と強敵ぞろい。「プレーオフを覚悟というより、プレーオフならいいね」という気持ちで父は戦況をみつめていた。
岡山、ミニョン、新垣が次々とトータル14アンダーでホールアウト。残すは18番をプレーしていたソンジュだけだった。ここでバーディを奪えばプレーオフという場面で、ソンジュのセカンドショットはピン3mの位置に落ちた。結果的に、これを外して香妻の優勝が決まったのだが、「(18番グリーンからの)歓声を聞いた時に最初は、バーディを獲ったと思いました」と今季4勝の実力者との直接対決を覚悟した。しかし直後に外したことを知り、涙がこみあげた。