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香妻琴乃の涙に隠された理由 周囲の人々が語るその“素顔”【記者の目】

香妻琴乃の涙に隠された理由 周囲の人々が語るその“素顔”【記者の目】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年9月18日 18時22分

先週の「マンシングウェアレディース東海クラシック」は、香妻琴乃のツアー初優勝で幕を閉じた。プロ入りから8年目にしてようやくつかんだ勝利。大粒の涙を流し、感謝の言葉を口にする姿が印象的だった。「ゴルフをやってきてよかったね、と言われたのがうれしくて…」。そう号泣した時の心境を語った香妻。ここにたどり着くまでには、長く、そして厳しい道のりが待っていた。

香妻琴乃 初優勝でカップに口づけ【フォトギャラリー】

2011年にプロ入りした香妻が、大きな注目を集めたのは14年。その愛らしいルックスとともに、「サマンサタバサレディース」、「ミズノクラシック」で2度のプレーオフを戦うなど(結果はともに敗れ2位)、実力面でも存在感を発揮したのがこのシーズンだった。同年の賞金ランクは19位。さらに平均パット数(パーオンホールのパット数)でツアー1位を記録するなど活躍を続け、『いつ優勝してもおかしくない』という期待を一身に受ける選手となった。

しかし、その年の10月、香妻のキャリアに大きな影響を及ぼすできごとが起こる。それが腰痛の発症だ。「寝返りも打てないし、歩けない、咳をしても痛む」。当時のことを香妻は、こう振り返った。そこからは腰の痛みが出ないようにと、トレーニング、練習の制限を行ったのだが、それがその後の“不振”へとつながっていった。

父の尚樹さんも、この腰痛が一つのターニングポイントだったと語る。「いい感じで来ていたのに。練習もできずに、本人が一番悔しかったと思います」。

22試合に出場した14年はわずか3試合だった予選落ち(棄権が1試合あり)が、初のシード選手として戦った翌年には31試合で10試合を数えるようになった。賞金ランクも、シードこそ守ったものの48位と急降下。さらに16年は33試合で18試合の予選落ち。賞金ランク52位に終わり、シード選手という肩書を失った。17年も復調の兆しが見えず、昨年末のQTは3次で敗退。QTランク104位で、出場する試合もままならない。これが、今季開幕時の香妻が置かれた立場だった。

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