＜ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 2日目◇22日◇利府ゴルフ倶楽部(6,534ヤード・パー72)＞

昨年の今ごろは賞金女王争いのまっただ中にいたキム・ハヌル（韓国）。今季は開幕当初から調子が上がらず、苦難のシーズンを過ごしてきたが、先週の「マンシングウェアレディース東海クラシック」6位タイに続き、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でも4位に入り、獲得賞金も2000万円超え。賞金ランキングも43位に浮上した。

【写真】キム・ハヌルはポニーテールをなびかせ満面の笑み

順延となっていた第2ラウンドを終え、首位と2打差から最終ラウンドを開始したハヌル。前半は4番までパーを並べ、5番で初バーディを奪ったが、8番のパー5で手痛いボギー。スコアを伸ばすことなく、後半に突入した。

「今日は風も吹いたし、セカンドショットの距離感が難しかった。2打差は自分にもチャンスがあると思っていたけど、私のプレーが前半ダメだった」

首位の背中がすぐそこに見えている状態からの足踏み。後半は2バーディ・1ボギーとしてスコアを伸ばしたが、今季初優勝には3打足りずに終戦した。それでも最終ホールでのバーディを振り返り、「最後のバーディは来週につながります」と、視線は前を向いている。