毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する【ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン編】。
【写真】こちらは、北海道の夏の空がキレイでした…
東北で唯一開催されるレギュラーツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は、大江香織の優勝に終わった。大江は山形県出身で宮城県の東北高校OG。地元といってもいい思い入れのある地で、2年半ぶりの勝利を挙げた。
その大江と最後まで優勝争いを演じたのが佐伯三貴。東北福祉大出身で、こちらも東北にはゆかりのある選手。日曜日の早朝に順延となった第2ラウンドを終えて首位に立って最終ラウンドへ。「今年、最終ラウンドを首位で迎えるのは、はじめてだったと思います。そろそろシード権も気になる季節ですが、不思議と、東北に縁があってシード権が関係してくる選手が上位にいたので、何かあるのかなと感じました」と話すのは、村上航カメラマンだ。
昨年シード権を失い、今大会で上位争いをしていた原江里菜も東北高校。佐伯も大江も調子が上がらないシーズンを送っていた。「昨年シード権を失って、今年もシード権が気になるところなのかと思っていたのですが、佐伯選手本人はそんなことは考えていないと話していました。あくまでも優勝しか見ていない、と」(村上カメラマン)。
最終的には5年ぶりの優勝を逃したが、それでもあくまでも優勝を狙うという佐伯の気持ちに胸を打たれたという村上カメラマン。「写真は秋の訪れを告げる空の下でショットを放つ佐伯選手です。ほかの選手にとって、秋はシード権が気になる季節ですが、佐伯選手にはぜひとも優勝を勝ち取る実りの秋にしてもらいたいですね」(村上カメラマン)。
【写真】こちらは、北海道の夏の空がキレイでした…
東北で唯一開催されるレギュラーツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は、大江香織の優勝に終わった。大江は山形県出身で宮城県の東北高校OG。地元といってもいい思い入れのある地で、2年半ぶりの勝利を挙げた。
その大江と最後まで優勝争いを演じたのが佐伯三貴。東北福祉大出身で、こちらも東北にはゆかりのある選手。日曜日の早朝に順延となった第2ラウンドを終えて首位に立って最終ラウンドへ。「今年、最終ラウンドを首位で迎えるのは、はじめてだったと思います。そろそろシード権も気になる季節ですが、不思議と、東北に縁があってシード権が関係してくる選手が上位にいたので、何かあるのかなと感じました」と話すのは、村上航カメラマンだ。
昨年シード権を失い、今大会で上位争いをしていた原江里菜も東北高校。佐伯も大江も調子が上がらないシーズンを送っていた。「昨年シード権を失って、今年もシード権が気になるところなのかと思っていたのですが、佐伯選手本人はそんなことは考えていないと話していました。あくまでも優勝しか見ていない、と」(村上カメラマン)。
最終的には5年ぶりの優勝を逃したが、それでもあくまでも優勝を狙うという佐伯の気持ちに胸を打たれたという村上カメラマン。「写真は秋の訪れを告げる空の下でショットを放つ佐伯選手です。ほかの選手にとって、秋はシード権が気になる季節ですが、佐伯選手にはぜひとも優勝を勝ち取る実りの秋にしてもらいたいですね」(村上カメラマン)。