<日本女子オープンゴルフ選手権 3日目◇29日◇千葉カントリークラブ野田コース(6,677ヤード・パー72)>
2位タイ、6位タイ、2位タイ、10位タイ、8位タイ。以上が「日本女子オープン」に抜群の相性を誇る菊地絵理香の2013年以降の成績だ。
【写真】3年前、エリカ様はトラブルで勝利を逃す…
台風24号の影響により、第3ラウンドが行われたこの日は朝から雨が降りしきった。多くの選手が伸ばしあぐねるなか、7バーディ・2ボギーの「67」で一気にトータル10アンダー・首位タイに浮上。好相性そのままに、自身初のメジャー制覇を目と鼻の先にとらえた。
その相性の良さとは裏腹に、このナショナルオープンには苦い記憶が多い。13年大会では最終日の15番で一時単独首位に立つも、「手に感覚がなかった」と優勝争いのプレッシャーに屈し、連続ボギーで栄冠を逃した。2年後の15年大会では海外メジャー覇者、チョン・インジ(韓国)とのプレーオフに敗れ、またも目前で涙をのんだ。
「しっかりと覚えています(笑)」と今では笑顔で語るが、2度のV逸の悔しさが消えることはない。しかし、過去の自分と今の自分は違う、と菊地は胸を張る。「100ヤード以内のショットを練習してきました。ラフに入ることも想定しています。(ラフからのショットに)ラッキーはほとんどないので。今日も100ヤード以内のショットがさえました」。千葉CC野田Cの長いラフは選手たちを苦しめているが、菊池はそれも想定済み。ビッグタイトルへ照準を絞り、重ねてきた努力がこの日のベストスコア「67」に表れた。
2位タイ、6位タイ、2位タイ、10位タイ、8位タイ。以上が「日本女子オープン」に抜群の相性を誇る菊地絵理香の2013年以降の成績だ。
【写真】3年前、エリカ様はトラブルで勝利を逃す…
台風24号の影響により、第3ラウンドが行われたこの日は朝から雨が降りしきった。多くの選手が伸ばしあぐねるなか、7バーディ・2ボギーの「67」で一気にトータル10アンダー・首位タイに浮上。好相性そのままに、自身初のメジャー制覇を目と鼻の先にとらえた。
その相性の良さとは裏腹に、このナショナルオープンには苦い記憶が多い。13年大会では最終日の15番で一時単独首位に立つも、「手に感覚がなかった」と優勝争いのプレッシャーに屈し、連続ボギーで栄冠を逃した。2年後の15年大会では海外メジャー覇者、チョン・インジ(韓国)とのプレーオフに敗れ、またも目前で涙をのんだ。
「しっかりと覚えています(笑)」と今では笑顔で語るが、2度のV逸の悔しさが消えることはない。しかし、過去の自分と今の自分は違う、と菊地は胸を張る。「100ヤード以内のショットを練習してきました。ラフに入ることも想定しています。(ラフからのショットに)ラッキーはほとんどないので。今日も100ヤード以内のショットがさえました」。千葉CC野田Cの長いラフは選手たちを苦しめているが、菊池はそれも想定済み。ビッグタイトルへ照準を絞り、重ねてきた努力がこの日のベストスコア「67」に表れた。