<日本女子オープンゴルフ選手権 3日目◇28日◇千葉カントリークラブ野田コース(6,677ヤード・パー72)>
前日に「69」をマークし、1オーバー・33位タイで決勝ラウンドにコマを進めたイ・ボミ(韓国)。この日は2バーディ・4ボギーと2つスコアを落とし、トータル3オーバー・44位タイとなったが、表情は明るい。その理由の一つに、ラウンド中に“親友”からもらった言葉があった。
【写真】イ・ボミは笑顔でラウンド中に栄養補給
今季トップ10入りは「ゼロ」。賞金ランキングでも92位と不振にあえぐボミ。予選落ちも18戦で8試合(棄権1試合あり)を数えるなど、スマイル・キャンディの顔から笑みが消える場面も少なくない。だが、今大会の3日目には同胞の申ジエとともにラウンドし、「友達で、今年調子がいい選手。たくさん話もできたし、技術的にも素晴らかったので、そういうプレーも見ながら楽しく回れました」と足取り軽い様子でホールアウトを迎えた。
その話のなかには、励みになる言葉もあったという。それは今のつらい胸の内を明かしたときのこと。ジエから「今つらいのは、幸せだったときがあって、それとは逆の状況にいるからだよ。これまで頑張ったから、このつらさがある。気にすることはない」という言葉が贈られた。これで重い気持ちも軽くなったボミ。スコアを落としたラウンドを振り返るときも「スイングに少し力が入っていたかな。でも悪い内容ではありませんでした」と後ろ向きな様子は一切感じられなかった。
ジエにも話を聞くと、開口一番「久々にボミとラウンドできて本当に楽しかった」と語る。そして、苦しむ友人に向け「プロのスランプの原因はコンマ何ミリという紙一重の違いから訪れるもの。気にすることはない。すぐによくなるはずです」とエールが送られた。試合中には技術的な話こそできないが、「本の話をしたりしました。お互いのお気に入りの話をして、韓国に戻ったらプレゼントをしあおうという約束をしました」と、リラックスムードの中でプレーを続けた。
前日に「69」をマークし、1オーバー・33位タイで決勝ラウンドにコマを進めたイ・ボミ(韓国)。この日は2バーディ・4ボギーと2つスコアを落とし、トータル3オーバー・44位タイとなったが、表情は明るい。その理由の一つに、ラウンド中に“親友”からもらった言葉があった。
【写真】イ・ボミは笑顔でラウンド中に栄養補給
今季トップ10入りは「ゼロ」。賞金ランキングでも92位と不振にあえぐボミ。予選落ちも18戦で8試合(棄権1試合あり)を数えるなど、スマイル・キャンディの顔から笑みが消える場面も少なくない。だが、今大会の3日目には同胞の申ジエとともにラウンドし、「友達で、今年調子がいい選手。たくさん話もできたし、技術的にも素晴らかったので、そういうプレーも見ながら楽しく回れました」と足取り軽い様子でホールアウトを迎えた。
その話のなかには、励みになる言葉もあったという。それは今のつらい胸の内を明かしたときのこと。ジエから「今つらいのは、幸せだったときがあって、それとは逆の状況にいるからだよ。これまで頑張ったから、このつらさがある。気にすることはない」という言葉が贈られた。これで重い気持ちも軽くなったボミ。スコアを落としたラウンドを振り返るときも「スイングに少し力が入っていたかな。でも悪い内容ではありませんでした」と後ろ向きな様子は一切感じられなかった。
ジエにも話を聞くと、開口一番「久々にボミとラウンドできて本当に楽しかった」と語る。そして、苦しむ友人に向け「プロのスランプの原因はコンマ何ミリという紙一重の違いから訪れるもの。気にすることはない。すぐによくなるはずです」とエールが送られた。試合中には技術的な話こそできないが、「本の話をしたりしました。お互いのお気に入りの話をして、韓国に戻ったらプレゼントをしあおうという約束をしました」と、リラックスムードの中でプレーを続けた。