<日本女子オープンゴルフ選手権 最終日◇30日◇千葉カントリークラブ野田コース(6,677ヤード・パー72)>
2013年、15年大会での2位など、これまであと一歩のところで日本一の座を逃してきた菊地絵理香。優勝したユ・ソヨン(韓国)と並ぶトータル10アンダーのトップからスタートした最終ラウンドは、2バーディ・2ボギーと伸ばせず3位でフィニッシュ。再び唇をかむ結果となった。
【写真】グリーン上で首をかしげる菊地絵理香
ナショナルオープンの最終日を最終組で迎えた菊地。ともにトップに並ぶソヨンとのラウンドに、「スコアを伸ばす」と強く心に誓った。しかし、その気持ちとは裏腹に、1番でバーディチャンスを逃すと、グリーン左端にピンが切られた2番パー3では「真ん中を狙ったけど、つかまりすぎた」とティショットが狂い左のラフへ。これを寄せきれずボギーを喫した。その後も短いパットを決めきれず。スタート時と同じトータル10アンダーのままのホールアウトとなった。
「ティショットが安定しなかった」など、自身のプレーには決して満足はしていない。だがそれ以上に優勝したソヨンの圧巻ともいえるプレーに感服。「あんなに安定したプレーをする選手をこれまでに見たことがありません。脱帽です」。ティショットは14ホール中12ホールでフェアウェイをキープ。パーオンには18ホール中15ホールで成功。止まるグリーンでも決してピンハイには打たず、着実に5つのバーディを奪った元世界ランク1位との実力差を痛感した。
プレーオフのすえチョン・インジ(韓国)に敗れ2位タイに終わった15年大会(片山津GC白山C)。菊地は、この年の予選ラウンドで、ソヨンと同組となり2日間プレーをともにした。「ショット力も上がっていたし、アイアンで打ったの音、スピンが入る打ち方、すべてのレベルが上がっていました」と、当時との差に驚かされた。そのプレーを目の当たりにし、「もっと差がついていてもおかしくなかったです」という本音も口からこぼれた。
2013年、15年大会での2位など、これまであと一歩のところで日本一の座を逃してきた菊地絵理香。優勝したユ・ソヨン(韓国)と並ぶトータル10アンダーのトップからスタートした最終ラウンドは、2バーディ・2ボギーと伸ばせず3位でフィニッシュ。再び唇をかむ結果となった。
【写真】グリーン上で首をかしげる菊地絵理香
ナショナルオープンの最終日を最終組で迎えた菊地。ともにトップに並ぶソヨンとのラウンドに、「スコアを伸ばす」と強く心に誓った。しかし、その気持ちとは裏腹に、1番でバーディチャンスを逃すと、グリーン左端にピンが切られた2番パー3では「真ん中を狙ったけど、つかまりすぎた」とティショットが狂い左のラフへ。これを寄せきれずボギーを喫した。その後も短いパットを決めきれず。スタート時と同じトータル10アンダーのままのホールアウトとなった。
「ティショットが安定しなかった」など、自身のプレーには決して満足はしていない。だがそれ以上に優勝したソヨンの圧巻ともいえるプレーに感服。「あんなに安定したプレーをする選手をこれまでに見たことがありません。脱帽です」。ティショットは14ホール中12ホールでフェアウェイをキープ。パーオンには18ホール中15ホールで成功。止まるグリーンでも決してピンハイには打たず、着実に5つのバーディを奪った元世界ランク1位との実力差を痛感した。
プレーオフのすえチョン・インジ(韓国)に敗れ2位タイに終わった15年大会(片山津GC白山C)。菊地は、この年の予選ラウンドで、ソヨンと同組となり2日間プレーをともにした。「ショット力も上がっていたし、アイアンで打ったの音、スピンが入る打ち方、すべてのレベルが上がっていました」と、当時との差に驚かされた。そのプレーを目の当たりにし、「もっと差がついていてもおかしくなかったです」という本音も口からこぼれた。