＜スタンレーレディス 事前情報◇3日◇東名カントリークラブ（6571ヤード・パー72）＞

9月の「マンシングウェアレディース東海クラシック」で初優勝を挙げ、ホステス大会の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」、メジャー「日本女子オープン」とプレッシャーのかかる連戦を終えた香妻琴乃。大事な2試合を終えても、気持ちを休めること無く「目標は今シーズン中にもう1勝」と次のタイトルを見据えている。

【写真】香妻琴乃のノースリーブウェアがまぶしい！

目標達成のためにカギとして挙げるのがパッティング。2014年には平均パット数1位に輝くなど、香妻の最大の武器だ。「パッティングがあまり良くないというか、課題というか。“これ”というのがまだつかめてないという感じですね。なんとなく（カップに）入っていると思う」。入っていないわけではないが、まだまだ物足りないといったところ。

11月の日米共同主催競技「TOTOジャパンクラシック」に出場するためには来週の「富士通レディース」終了後の賞金ランク35位以内に入るのが条件となる。香妻は現在41位。シーズン中の優勝は出場資格とはならないため、かつてプレーオフ5ホールの末に2位となった思い出の大会に出場するためには、この2試合で賞金を稼ぎ出さなければならない。

それでも「意識しますが、結構上位にいかないと無理ですし、他の選手の影響もあるのであまり順位の目標はないですね。まずは2勝目を目指してやりたいです。自分が頑張って、結果が良ければ（出場権は）ついてくるものだと思います」とそれだけにとらわれず、今シーズン中の勝利を目指して広い視野を持って戦っていく。