＜富士通レディース 2日目◇13日◇東急セブンハンドレッドクラブ 西コース（6,675ヤード・パー72）＞

「富士通レディース」2日目の競技がスタートしている。現在、会場は穏やかな天候となっており、一日中曇り予報とあって、選手にとってもプレーしやすい環境となりそうだ。

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初日には、不振からの脱却を目指す選手がトップに飛び出した。それが辻梨恵だ。現在、賞金ランク73位と苦しむ辻が、5アンダーの単独トップで最高の滑り出し。「アプローチが悪すぎる」と今季のプレーを振り返ったが、初日は終始安定したプレーで会場を盛り上げた。“大逆転”でのシード権死守についても「それを狙っていきます」と前向き。この座をキープして、最終日を迎えることはできるか？

1打差の2位以下は混戦模様。4アンダー・2位タイには権藤可恋、濱田茉優、三浦桃香、アン・ソンジュ（韓国）が続いている。賞金ランク32位の濱田と、同36位の権藤にとっては、今大会終了時点の上位35位までが獲得する「TOTOジャパンクラシック」出場に向け大事な試合となる。2日目も一歩も退かずに、前と進みたい。

また、久々に上位をにぎわせた三浦にも注目が集まる。現在出場7試合連続予選落ちと厳しい局面に立たされ、前日のラウンド後にも「自信はあまりない。ちゃんとやらないと」と弱気発言も口をついて出た。それでも「いい位置なので、頑張ります。頑張るしかない」と自らを奮い立たせ、コースへと飛び出した。