だが、喜びもつかの間。1アンダーの小祝さくらがこの日3番目の難易度を誇った17番パー3でバーディを奪取。2アンダーとなり、再び1アンダー勢は51位タイに。そのままホールアウトを迎え、トータル2アンダー以上の50人が週末のプレーへと駒を進めた。
明暗を握っていた小祝は、17番での状況を振り返り「ボードとかを見たりしていて、2アンダーにしなければ予選通過はできないと思っていました」という。
「17番で1アンダーは51位タイだったので、バーディを獲りにいきました。難しいピンでしたが、残り2ホールでバーディを獲りにいかないと予選は通らないと思っていたので。本当は安全なところに逃げる予定だった。でも、そんなこと言っていられなかった。だから、ピンまで届くクラブを持った」(小祝)
結果、ピン1mにピタリ。「奥のギャラリーさんが“入った”って言っていたから、入ったと思って、みんなでハイタッチしていた(笑)」というほどの会心の当たりでバーディを奪取。「狙ってボギーになったらしょうがないと思っていましたが、まさか獲れるとは。狙った甲斐がありました」と意地を見せた。
ホールアウト後に、このバーディで1アンダーの選手達が予選落ちとなったことを聞いた小祝。「まさか自分がバーディを獲らなくても、(私を含めた)1アンダーの人が通ると思っていなかったので、申し訳ないなという気持ちもあります」と話すが、小祝がティショットを打った時点では、まだ新垣はボギーを打っていなかった。そもそも勝負の世界なのだ。申し訳ないと思う必要は全くない。
一方でシネは、予選を突破するかどうかでコメントの内容が大きく変わるため、最終組がホールアウトするまで取材は待機となり、アテストエリア付近で立っていた。予選落ちが分かると取材に応じ、クラブハウスを後にした。またボミは小祝と同じ最終組だったため、アテスト後テレビ局のインタビューへと向かい、そしてその途中に涙が頬を伝った。初めて喫した今大会での予選落ちの悔しさがどれほどだったかが、痛いほど伝わってきた。
明暗を握っていた小祝は、17番での状況を振り返り「ボードとかを見たりしていて、2アンダーにしなければ予選通過はできないと思っていました」という。
「17番で1アンダーは51位タイだったので、バーディを獲りにいきました。難しいピンでしたが、残り2ホールでバーディを獲りにいかないと予選は通らないと思っていたので。本当は安全なところに逃げる予定だった。でも、そんなこと言っていられなかった。だから、ピンまで届くクラブを持った」(小祝)
結果、ピン1mにピタリ。「奥のギャラリーさんが“入った”って言っていたから、入ったと思って、みんなでハイタッチしていた(笑)」というほどの会心の当たりでバーディを奪取。「狙ってボギーになったらしょうがないと思っていましたが、まさか獲れるとは。狙った甲斐がありました」と意地を見せた。
ホールアウト後に、このバーディで1アンダーの選手達が予選落ちとなったことを聞いた小祝。「まさか自分がバーディを獲らなくても、(私を含めた)1アンダーの人が通ると思っていなかったので、申し訳ないなという気持ちもあります」と話すが、小祝がティショットを打った時点では、まだ新垣はボギーを打っていなかった。そもそも勝負の世界なのだ。申し訳ないと思う必要は全くない。
一方でシネは、予選を突破するかどうかでコメントの内容が大きく変わるため、最終組がホールアウトするまで取材は待機となり、アテストエリア付近で立っていた。予選落ちが分かると取材に応じ、クラブハウスを後にした。またボミは小祝と同じ最終組だったため、アテスト後テレビ局のインタビューへと向かい、そしてその途中に涙が頬を伝った。初めて喫した今大会での予選落ちの悔しさがどれほどだったかが、痛いほど伝わってきた。