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原英莉花、2グラムの鉛効果は絶大 ツアー初優勝に向け視界良好

原英莉花、2グラムの鉛効果は絶大 ツアー初優勝に向け視界良好

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2018年10月26日 18時41分

「ドライバーのソールに鉛(なまり)を貼ったんですよ。真ん中よりもちょっとフェース寄りに貼ることで、重心がフェース寄りになりますが、その結果、弾道が少し低くなるんです」と智春氏。確かに、2グラムの鉛を貼った途端、きれいなドローボールを連発し始めた。

実は鉛を貼った効果は他にもある。貼る前は少しヘッドが軽く感じたため、インパクトでヘッドが浮いていたという。そのため、スコアラインの下から3本目ぐらいでボールをヒットしていた。ところが、鉛を貼ったことでヘッドが重く感じたため、スイートスポットよりも少し上に当たるようになったのだ。まさに、そのポイントはボールが最も飛ぶ位置でもあるだけに、飛距離も伸びていた。

おそらく、2日目以降は、ドライビングディスタンスが250ヤードを越えるはず。となれば、かなりのアドバンテージになるだけに、ツアー初優勝の可能性は十分ある。初日は「69」の3アンダー止まりだったが、首位の三ヶ島かなとは2打差しかない。風邪気味なのは気になるが、「気合いで治します!」と力強く語っていたので、その心配もないだろう。(文・山西英希)

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