＜樋口久子 三菱電機レディス 最終日◇28日◇武蔵丘ゴルフコース・埼玉県（6585ヤード・パー72）＞

国内女子ツアー「樋口久子 三菱電機レディス」が最終日を迎えている。予選2日間で単独首位をキープして最終日を迎えたのが三ヶ島かなだ。連日「67」をマークする安定したプレーを見せており、ツアー初優勝に向けて順調に歩を進めている。

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シーズンも終盤に入り、本大会を終えれば残すところ国内女子ツアーも4試合。来年のシード権争いも架橋を迎えているが、三ヶ島の現在の賞金ランクは46位とシード権獲得圏内ギリギリのラインに位置している。本大会の優勝で、悲願の勝利に加えてシード権まで一気に手にすることができるか。2016年からツアーに本格参戦、今年はプロテストにも合格し、年間トップ10入りはこれまでで最多の3回。本大会で栄冠を手にし、飛躍の年としたいところだ。

4打差で三ヶ島を追う武尾咲希（賞金ランク67位）、5打差の藤田さいき（同ランク51位）、6打差の新海美優（同ランク69位）なども、シード権獲得に向けてボーダーラインといわれる2400〜2500万円を突破するために勢いを保ちたい。

レギュラーツアーメンバーだけでなく、首位と3打差・4位タイにつけたアマチュアの?久 みなみ、5打差・9位タイの鬼塚貴理らのプラチナ世代や、今季ステップ・アップ・ツアー賞金女王に輝いた河本結（5打差・9位タイ）の活躍にも注目。埼玉を舞台にラスト1日、白熱の戦いが幕を開けた。