<TOTOジャパンクラシック 最終日◇4日◇瀬田ゴルフコース 北コース・滋賀県(6,659ヤード・パー72)>
日本で開催される唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦「TOTOジャパンクラシック」の最終日、7バーディ・2ボギーの「67」の畑岡奈紗が首位との4打差を覆し、トータル14アンダーで逆転優勝。「始まる前から勝ちたいという気持ちが強かった。日本で優勝できて本当によかった」。日米共同大会を制して、2016年の野村敏京以来となる米ツアー複数回優勝を達成した畑岡はそう口にした。
【連続写真】身体の“バネ”で飛ばす! 畑岡奈紗の最新スイング
最大のピンチにも冷静に対応した。前半伸ばしていたものの、11番、12番と連続ボギー。嫌な流れのなか、13番でも2打目を左に曲げて残りは28ヤード。「さすがに3連続ボギーだと切り替えられない」という場面。このアプローチで畑岡は、通常のアプローチで使用する54度や58度のサンドウェッジではなく、PWを選択する。
「PWで転がして寄せる、というのが一番イメージの湧いたクラブでした。グリーンが受けていたので54度や58度だとピン手前にキャリーしないと寄らない。それなら自分に近いところに落として転がしていくほうがいいと思いました」(畑岡)
狙い通り2mに寄せると沈めてパーをセーブ。「今までならPWなんて想像できなかった。でもそういうのもできないと戦えないのが米ツアー。試合で決められて良かった」。アメリカに行って一番成長した部分がここぞという場面で発揮された。また、練習ラウンド時の情報収集も生きた。
日本で開催される唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦「TOTOジャパンクラシック」の最終日、7バーディ・2ボギーの「67」の畑岡奈紗が首位との4打差を覆し、トータル14アンダーで逆転優勝。「始まる前から勝ちたいという気持ちが強かった。日本で優勝できて本当によかった」。日米共同大会を制して、2016年の野村敏京以来となる米ツアー複数回優勝を達成した畑岡はそう口にした。
【連続写真】身体の“バネ”で飛ばす! 畑岡奈紗の最新スイング
最大のピンチにも冷静に対応した。前半伸ばしていたものの、11番、12番と連続ボギー。嫌な流れのなか、13番でも2打目を左に曲げて残りは28ヤード。「さすがに3連続ボギーだと切り替えられない」という場面。このアプローチで畑岡は、通常のアプローチで使用する54度や58度のサンドウェッジではなく、PWを選択する。
「PWで転がして寄せる、というのが一番イメージの湧いたクラブでした。グリーンが受けていたので54度や58度だとピン手前にキャリーしないと寄らない。それなら自分に近いところに落として転がしていくほうがいいと思いました」(畑岡)
狙い通り2mに寄せると沈めてパーをセーブ。「今までならPWなんて想像できなかった。でもそういうのもできないと戦えないのが米ツアー。試合で決められて良かった」。アメリカに行って一番成長した部分がここぞという場面で発揮された。また、練習ラウンド時の情報収集も生きた。