＜ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ　2日目＞◇13日◇土佐カントリークラブ(6,262ヤード・パー72)
高知県にある土佐カントリークラブで開催されている、国内女子ツアー第2戦「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」は2日目が終了。開幕から好調を維持している横峯さくらが、トータル6アンダーまでスコアを伸ばし、首位とは1打差の2位タイに浮上した。首位はツアー初優勝を狙う森田理香子、開幕戦を制したアン・ソンジュ(韓国)が横峯と並んで2位タイとなっている。

高校時代を過ごした第2の故郷で今季初優勝なるか。昨年は6位タイ、一昨年は2位(プレーオフで敗れる)と今大会との相性は悪くない横峯。初日はやや我慢のゴルフとなったが、この日は会心のラウンド。ショートアイアンが好調で、幾度となくバーディチャンスを演出。8番でカップに蹴られ、9番ではショートする場面もあったが、上がってみれば5バーディ・1ボギーの内容。18番ではピン右サイドからフックラインを沈め、本人も「最後にバーディがとれたのでいいラウンドになりました」と振り返った。

昨年は開幕から8試合連続トップ10フィニッシュしている横峯。今季もここまでいい滑り出しを見せている。早くもせまった初勝利だが本人は「あまり意識しても空回りするだけですから、自分のプレーに徹したい」とあくまで自然体。今季のテーマ“ゴルフを楽しむ”で最終日のプレーに臨む。

初日から首位の森田は、4番でボギーが先行するがそこから立て直して7番でバーディ奪取。前半をイーブンとすると、好調のショットを武器に後半は3つのバーディを奪う。最終18番でピンチを招きボギーとしたが、スコアを2つ伸ばして首位はキープ。明日は同じ最終組の横峯、アン・ソンジュという強豪相手にツアー初優勝を目指す。