<大王製紙エリエールレディスオープン 2日目◇16日◇エリエールゴルフクラブ松山(6525ヤード・パー72)>
昨年の賞金ランク21位から一転、今年は同113位と最後まで苦しいシーズンを過ごした堀琴音。勝たなければ最終戦となる「大王製紙エリエールレディス」でもトータル4オーバーで予選落ち。来季の出場権をかけたファイナルQTへと進むこととなった。
生き残りをかけた争い 第2ラウンドの模様を特選フォトで振り返る<女子LIVEフォト>
平均ストロークは72を大きく上回る74.8334。「落ちるところまで落ちた」というシーズンとなってしまった理由はオフにあった。「体を大きくしようとトレーニングをして、スイングのバランスが悪くなってしまった」。気づいたときには時すでに遅し。「そのスイングをシーズン中に直せずズルズルやってしまった。1つ狂ったものは、中々直せない現実を目の当たりにしました」と振り返った。
そんな1年の中で数少ない収穫は、7月から原江里菜、福田真未らを教えるプロコーチの森守洋に師事したこと。「大きな転機でした。8月のCATレディースでプチ優勝争いみたいなのができて、やっていることが間違ってないとすぐに自信が持てた」。復活への光が見えただけでなく、そこまでのマイルストーンも明確となった。「コーチとはQTまでにどうしよう、来季に向けてオフはどうしよう、といったことをすでに話せています。なので、前向きに取り組むことができています」と今は不安を払拭できている。
まずはその第一段階であるファイナルQT。一先ず「今のゴルフをしていれば大丈夫」というほどのゴルフの調子までは持ってこられた。あとは精神面。「QTは精神的につらいもの。どれだけ冷静にできるかが勝負。気合いでいくのみです。底力を出したい」と決戦に向けて言い聞かせるように自分を鼓舞した。(文・秋田義和)
昨年の賞金ランク21位から一転、今年は同113位と最後まで苦しいシーズンを過ごした堀琴音。勝たなければ最終戦となる「大王製紙エリエールレディス」でもトータル4オーバーで予選落ち。来季の出場権をかけたファイナルQTへと進むこととなった。
生き残りをかけた争い 第2ラウンドの模様を特選フォトで振り返る<女子LIVEフォト>
平均ストロークは72を大きく上回る74.8334。「落ちるところまで落ちた」というシーズンとなってしまった理由はオフにあった。「体を大きくしようとトレーニングをして、スイングのバランスが悪くなってしまった」。気づいたときには時すでに遅し。「そのスイングをシーズン中に直せずズルズルやってしまった。1つ狂ったものは、中々直せない現実を目の当たりにしました」と振り返った。
そんな1年の中で数少ない収穫は、7月から原江里菜、福田真未らを教えるプロコーチの森守洋に師事したこと。「大きな転機でした。8月のCATレディースでプチ優勝争いみたいなのができて、やっていることが間違ってないとすぐに自信が持てた」。復活への光が見えただけでなく、そこまでのマイルストーンも明確となった。「コーチとはQTまでにどうしよう、来季に向けてオフはどうしよう、といったことをすでに話せています。なので、前向きに取り組むことができています」と今は不安を払拭できている。
まずはその第一段階であるファイナルQT。一先ず「今のゴルフをしていれば大丈夫」というほどのゴルフの調子までは持ってこられた。あとは精神面。「QTは精神的につらいもの。どれだけ冷静にできるかが勝負。気合いでいくのみです。底力を出したい」と決戦に向けて言い聞かせるように自分を鼓舞した。(文・秋田義和)