その後も5番で「あれも大きかった」というしびれるパーパットを決めるなど、要所を締めてノーボギー。「ショットの調子が悪かったときに試合の中で色々なアプローチを練習できた。パターも色々考えてやった。それがこの優勝に生きた」と今季バーディ数3位(今大会開幕前)という持ち前の攻撃力だけでなく、守備力も大いに光った4日間だった。
勝が4年前のアマチュア優勝よりも技術が上がったと挙げたのがショートゲーム。「試合にいきたくないと思ったときもあったけど、悪いときでも応援してくださったファンの方、母、キャディ。皆さんのおかげで頑張れた。ノーボギーは本当にうれしい」と笑顔を見せた20歳。ゴルフ人生で一番状態が悪かった、という経験を経たからこそのプロ初勝利だった。(文・秋田義和)
勝が4年前のアマチュア優勝よりも技術が上がったと挙げたのがショートゲーム。「試合にいきたくないと思ったときもあったけど、悪いときでも応援してくださったファンの方、母、キャディ。皆さんのおかげで頑張れた。ノーボギーは本当にうれしい」と笑顔を見せた20歳。ゴルフ人生で一番状態が悪かった、という経験を経たからこそのプロ初勝利だった。(文・秋田義和)