毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する【大王製紙エリエールレディスオープン】。
【写真】百花繚乱!今年最後の女子プロドレス特集!
プロ入り後、初優勝を決めた勝みなみと、プロテスト合格の同期生、松田鈴英の優勝争いとなった最終日。ともにトータル13アンダーからスタートした2人は、最初の2ホールで勝が連続バーディ、松田が2番でボギーと明暗が分かれ、結局この差が最後まで響き勝が勝ちをもぎ取った。
アマチュアの上野菜々子を交えた最終組は、緊迫のラウンド。普段は同期の中でも特に仲のいい勝と松田だが、ほとんど会話がなかったと話すのは佐々木啓カメラマン。「勝さんは上野さんとは笑顔で話していましたが、松田さんとはほとんど話していなかったので、やっぱりお互い意識しているのかなと思いました」(佐々木カメラマン)。
勝に試合後確認したところ、「私は話したかったけど、私も向こうも真剣に優勝を狙っている中、あまり話しかけない方がいいのかなと思ったんです。私としては本当はもっと話したかったけど」と振り返る。「ライバルでもあり同期の仲間。いろいろと思うところがあったのだと思います」と佐々木カメラマン。
「結局、勝さんが優勝しましたが、終わってからは一気に2人の笑顔がはじけたんです。それが逆に印象的でした。肩を抱き合ったこのシーンは大会の名シーンになったと思います」(佐々木カメラマン)
【写真】百花繚乱!今年最後の女子プロドレス特集!
プロ入り後、初優勝を決めた勝みなみと、プロテスト合格の同期生、松田鈴英の優勝争いとなった最終日。ともにトータル13アンダーからスタートした2人は、最初の2ホールで勝が連続バーディ、松田が2番でボギーと明暗が分かれ、結局この差が最後まで響き勝が勝ちをもぎ取った。
アマチュアの上野菜々子を交えた最終組は、緊迫のラウンド。普段は同期の中でも特に仲のいい勝と松田だが、ほとんど会話がなかったと話すのは佐々木啓カメラマン。「勝さんは上野さんとは笑顔で話していましたが、松田さんとはほとんど話していなかったので、やっぱりお互い意識しているのかなと思いました」(佐々木カメラマン)。
勝に試合後確認したところ、「私は話したかったけど、私も向こうも真剣に優勝を狙っている中、あまり話しかけない方がいいのかなと思ったんです。私としては本当はもっと話したかったけど」と振り返る。「ライバルでもあり同期の仲間。いろいろと思うところがあったのだと思います」と佐々木カメラマン。
「結局、勝さんが優勝しましたが、終わってからは一気に2人の笑顔がはじけたんです。それが逆に印象的でした。肩を抱き合ったこのシーンは大会の名シーンになったと思います」(佐々木カメラマン)