「今年はずっとスイングで悩んできた」と、この日もしっくりこない状況で、3番からは“感じ”を変えてなんとか復活した。「試合が始まってしまったら、中身より結果です。どんなスイングをしようが、最後にパットを決めればいいんです」と自分を無理矢理納得させてはいるが、十分な満足感は得られないままだ。
今年で41歳。大会出場者の中では最年長。幾度のケガを乗り越えて、それでも戦う大山を見れば「よくやっているね」の声がかかる。ところが本人にはその言葉の意味がわからない。「60歳でもゴルフをしている人がいますし、シニアツアーの方々もやっています。私のゴルフはまだ5割ちょっとくらい。まだまだやらなければいけないことがあるんです」と、若手プロのような目の輝きで、ゴルフと向き合っている。
同組で回ったアン・ソンジュ(韓国)が「65」をマークしたのを間近で見て、「勉強になります。素晴らしかった」と、さらに課題が見つかった。「宮崎を熱く盛り上げたいです」と締めくくった大山。集まった大勢のファン一人一人にサインをし、練習のあともふたたびサイン。あくなき向上心を持ち続ける発展途上のアラフォープロは、週末の宮崎をまちがいなく盛り上げるはずだ。(文・高桑均)
今年で41歳。大会出場者の中では最年長。幾度のケガを乗り越えて、それでも戦う大山を見れば「よくやっているね」の声がかかる。ところが本人にはその言葉の意味がわからない。「60歳でもゴルフをしている人がいますし、シニアツアーの方々もやっています。私のゴルフはまだ5割ちょっとくらい。まだまだやらなければいけないことがあるんです」と、若手プロのような目の輝きで、ゴルフと向き合っている。
同組で回ったアン・ソンジュ(韓国)が「65」をマークしたのを間近で見て、「勉強になります。素晴らしかった」と、さらに課題が見つかった。「宮崎を熱く盛り上げたいです」と締めくくった大山。集まった大勢のファン一人一人にサインをし、練習のあともふたたびサイン。あくなき向上心を持ち続ける発展途上のアラフォープロは、週末の宮崎をまちがいなく盛り上げるはずだ。(文・高桑均)