＜ファイナルクォリファイングトーナメント 最終日◇30日◇東急グランドオークゴルフクラブ・兵庫県（6456ヤード・パー72）＞

今季の国内女子ツアーを賑わせた言葉といえば“黄金世代”。1998〜99年生まれの選手への呼称で、新垣比菜、大里桃子、畑岡奈紗、勝みなみの4人がレギュラーツアーで優勝を経験し、それ以外にも小祝さくらや三浦桃香といった選手が毎週のように上位に入り、ツアーを盛り上げた。

すっかりオトナ？　桃香、比菜、みなみがドレス姿でニッコリ【写真館】

そんな“黄金世代”の一人、田中瑞希が「ファイナルQT」で24位に入り来季の出場権を獲得した。田中は熊本生まれ。ジュニア時代から勝、新垣、大里、三浦といった選手としのぎを削ってきた。

前を走る同級生と同じレギュラーツアーという舞台に立てることに、「やっと一緒に戦える。ワクワクしています」と喜びを隠さない。

「うれしいですね。みんな優勝とかしていたので、自分はテレビで見ていた立場。（同級生が活躍していて）落ち込むときもあったけど、大丈夫、次がある、QTがあると思って頑張ってきました。それでなんとかやってきました（笑）切磋琢磨していけるように頑張ります」（田中）