しかし札幌光星高入学後は、夏の「全国高等学校ゴルフ選手権」個人6位、「全国高等学校ゴルフ選手権春季大会」2位タイ、「日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」でも2016年・9位タイ、2017年・8位タイと上位に食い込む成績を残した。さらに「ニトリレディス」「ニッポンハムレディス」「日本女子オープン」などプロツアーも経験し、“厳しい世界”へ身を投じることを決意した。
高校卒業後は、苫小牧市の桂ゴルフ倶楽部の研修生に。「働かせてもらえたことはゴルフの面でもよい影響がありました」とマスター室での業務をこなしつつ、練習に励む日々。同年の「日本女子アマ」では自己最高の3位となり、最大の目標だった7月の最終プロテストもトータル11アンダー・10位タイで見事合格を果たした。
菊地絵里香、藤田光里、小祝さくら、らに続いて“道産子の星”を目指す吉本。北海道での冬場のゴルフ環境は“ハンディがある”と思われがちだが、「そんなことはないです。北海道が大好き」と否定する。
「冬場は、ラウンドができませんが、その期間でスイング改造に取り組むことができますし、トレーニングにも打ち込める。ずっとラウンドができる環境ももちろんうらやましいですが“ラウンドができないからこそ集中してやれること”がありました」
高校2年の冬にナショナルチーム入りしたタイミングで、ガレス・ジョーンズコーチとともにスイング改造を開始。「いまでも周りと比べれば飛距離がでるほうではありませんが、自分のなかではそれまでと比べて大きな変化がありました。最初は、フルショットを一切せずに、腰から腰までの小さいスイングをずっと続けていた。練習場で雪に向かって、繰り返し繰り返し打っていました」とスイングを磨いたことが現在につながっている。
勉強面との両立、地道なスイング改造に取り組めるのは、本人の資質も大きい。「私の性格ですか?真面目です!…自分で言うのはどうなんですかね(笑)。周りからも言われますし、何をしても真面目になってしまう。でも、母も同じタイプなので“真面目だね”と言われることはすごく嬉しいんです」
高校卒業後は、苫小牧市の桂ゴルフ倶楽部の研修生に。「働かせてもらえたことはゴルフの面でもよい影響がありました」とマスター室での業務をこなしつつ、練習に励む日々。同年の「日本女子アマ」では自己最高の3位となり、最大の目標だった7月の最終プロテストもトータル11アンダー・10位タイで見事合格を果たした。
菊地絵里香、藤田光里、小祝さくら、らに続いて“道産子の星”を目指す吉本。北海道での冬場のゴルフ環境は“ハンディがある”と思われがちだが、「そんなことはないです。北海道が大好き」と否定する。
「冬場は、ラウンドができませんが、その期間でスイング改造に取り組むことができますし、トレーニングにも打ち込める。ずっとラウンドができる環境ももちろんうらやましいですが“ラウンドができないからこそ集中してやれること”がありました」
高校2年の冬にナショナルチーム入りしたタイミングで、ガレス・ジョーンズコーチとともにスイング改造を開始。「いまでも周りと比べれば飛距離がでるほうではありませんが、自分のなかではそれまでと比べて大きな変化がありました。最初は、フルショットを一切せずに、腰から腰までの小さいスイングをずっと続けていた。練習場で雪に向かって、繰り返し繰り返し打っていました」とスイングを磨いたことが現在につながっている。
勉強面との両立、地道なスイング改造に取り組めるのは、本人の資質も大きい。「私の性格ですか?真面目です!…自分で言うのはどうなんですかね(笑)。周りからも言われますし、何をしても真面目になってしまう。でも、母も同じタイプなので“真面目だね”と言われることはすごく嬉しいんです」