もちろん悔しさはこみ上げたが、QTへ向けて、すぐ気持ちを切り替えた。サードで敗退となったが、10月からツアープロコーチの青木翔氏から指導を受けはじめ、「取り組み方が変わりました。コーチはすごくはっきり言ってくれる。“今までとは違う人だ!”と思った」と手ごたえを感じていた。
QTランキング132位で迎えた今季は、序盤の「パナソニックオープンレディース」では最終日最終組を回るなど(※結果は5位タイ)、たびたび上位争いに顔を出す安定感を誇った。唯一出場したレギュラーツアー「アース・モンダミンカップ」では予選通過はならなかったものの、600万円が懸けられたパー3でホールインワンを達成し、見事賞金をゲットする強運ぶりも披露した。
「初のシーズンですが、特に気負うこともなく回れました。でも、優勝争いになるとやっぱり弱さが出ました。日医工の最終日は焦りましたね。途中に首位に浮上してから、残り4ホールで3つ落として自滅でしたから。でもその後は、最終日に伸ばすことができるようになりました」
悔しい経験を糧にできていると渋野。7月末の2度目の最終プロテストでも、確実に半年間のツアー経験が生き、トータル10アンダー・14位タイで見事合格を果たした。
同い年で一緒に練習ラウンドをするなど仲の良い大里桃子が、プロテスト直後にツアー初優勝。また同じコーチに師事し、今季初シードを決めた1歳上の大出瑞月からも刺激を受けている。
「みーちゃん(大出)にはすごい勉強させてもらっていますし、自分よりうまいプロの人たちが練習しているのに、下手な自分はやめられないですから。この一年間で自分の変化を実感できています」
QTランキング132位で迎えた今季は、序盤の「パナソニックオープンレディース」では最終日最終組を回るなど(※結果は5位タイ)、たびたび上位争いに顔を出す安定感を誇った。唯一出場したレギュラーツアー「アース・モンダミンカップ」では予選通過はならなかったものの、600万円が懸けられたパー3でホールインワンを達成し、見事賞金をゲットする強運ぶりも披露した。
「初のシーズンですが、特に気負うこともなく回れました。でも、優勝争いになるとやっぱり弱さが出ました。日医工の最終日は焦りましたね。途中に首位に浮上してから、残り4ホールで3つ落として自滅でしたから。でもその後は、最終日に伸ばすことができるようになりました」
悔しい経験を糧にできていると渋野。7月末の2度目の最終プロテストでも、確実に半年間のツアー経験が生き、トータル10アンダー・14位タイで見事合格を果たした。
同い年で一緒に練習ラウンドをするなど仲の良い大里桃子が、プロテスト直後にツアー初優勝。また同じコーチに師事し、今季初シードを決めた1歳上の大出瑞月からも刺激を受けている。
「みーちゃん(大出)にはすごい勉強させてもらっていますし、自分よりうまいプロの人たちが練習しているのに、下手な自分はやめられないですから。この一年間で自分の変化を実感できています」