「練習を休んじゃいけない、成績を出せないといけない、というのが大前提。苦しかったです。学生時代で楽しいと思ったことは少ない。寝るとき以外はゴルフをして、ゴルフのことを考えていたので」
こう重圧と戦いつづけたが、高校卒業後に迎えたプロテスト初年度は、最終まで進出するも無念の不合格。「周囲からの期待もありましたし、自分自身を追い込みすぎていました」と原因を挙げる。いまでも細身だが、当時はさらにプレッシャーで現在よりも7kgほど体重が落ちてしまう状態だったという。
だが、この不合格が前向きにゴルフに取り組む転機となった。「少しずつ自立し、いま自分が取り組めることをしっかりと考えていこう、という気持ちに変わっていきました」。
2度目となる今季の最終プロテストでは、3日目にベストスコア更新となる「64」をマークし、余裕を持っての5位通過。
「合格が決まったときは、まったく実感がなかったです。去年あれだけ苦しい思いをしたのに、最終日に余裕を持って通ることができた現実との違いがありすぎて…。受かるときは、もっと苦しく、厳しい展開を想像していた。だから、こんな嬉しい気持ちで合格していいんだって思っちゃいました」
ひとまずホッとした気持ちはあるものの、すぐさま出てきたのが冒頭の言葉だった。
こう重圧と戦いつづけたが、高校卒業後に迎えたプロテスト初年度は、最終まで進出するも無念の不合格。「周囲からの期待もありましたし、自分自身を追い込みすぎていました」と原因を挙げる。いまでも細身だが、当時はさらにプレッシャーで現在よりも7kgほど体重が落ちてしまう状態だったという。
だが、この不合格が前向きにゴルフに取り組む転機となった。「少しずつ自立し、いま自分が取り組めることをしっかりと考えていこう、という気持ちに変わっていきました」。
2度目となる今季の最終プロテストでは、3日目にベストスコア更新となる「64」をマークし、余裕を持っての5位通過。
「合格が決まったときは、まったく実感がなかったです。去年あれだけ苦しい思いをしたのに、最終日に余裕を持って通ることができた現実との違いがありすぎて…。受かるときは、もっと苦しく、厳しい展開を想像していた。だから、こんな嬉しい気持ちで合格していいんだって思っちゃいました」
ひとまずホッとした気持ちはあるものの、すぐさま出てきたのが冒頭の言葉だった。