だが壁は想像以上に高かった。「コーチがいない時期でつねに迷っていた。足りないことがありすぎて、何を優先して練習すればいいのかわからない。予選落ちして、課題がわからないまま、次の試合も予選落ちと、その繰り返し。でも毎週試合はやってくる…そんな状態でした」。2度目のプロテストは2次予選で棄権。ツアー転戦で成長の実感がつかめないまま、夏場を迎えようとしていた。そして現状打破のため頼ったのは所属先のユピテルだった。
「芹澤信雄プロがユピテルさんとスポンサー契約を結んでいることは知っていましたが、ご挨拶させていただいたことはなかった。面識がない状態でしたので“一度だけでも、私のスイングを見ていただけないですか?”って伝えてもらいました」
その2週間後の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で指導を受けることが実現。「“少しだけ見るよ”と芹澤プロに言っていただけて…その機会から本格的に教わるようになりました」。
チーム芹澤には藤田寛之、宮本勝昌、西山ゆかり、木戸愛などツアー実績豊富な先輩が多くいて、合宿などでは強い刺激を受けた。
2018年は主戦場のステップ・アップ・ツアーで前半戦からトップ10フィニッシュも多く、手ごたえを掴んだ林。芹澤からの言葉で印象的だったものを聞くと…「稼げるプロになれ!ですね」と答えた。
これまでは、苦しいなかでの踏ん張りが足りなかったと自覚。トータル13アンダー・5位タイと合格圏内で迎えたプロテスト最終日もこの心構えがあったからこそ耐えることができた。「14番までに5つスコアを落として、トータル8アンダー。でも絶対に諦めない!という思いですごく集中できたことで、残り4ホールで2つスコアを伸ばせた。芹澤プロの教えがなかったら、4回目を受けることになっていたかもしれません」。
「芹澤信雄プロがユピテルさんとスポンサー契約を結んでいることは知っていましたが、ご挨拶させていただいたことはなかった。面識がない状態でしたので“一度だけでも、私のスイングを見ていただけないですか?”って伝えてもらいました」
その2週間後の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で指導を受けることが実現。「“少しだけ見るよ”と芹澤プロに言っていただけて…その機会から本格的に教わるようになりました」。
チーム芹澤には藤田寛之、宮本勝昌、西山ゆかり、木戸愛などツアー実績豊富な先輩が多くいて、合宿などでは強い刺激を受けた。
2018年は主戦場のステップ・アップ・ツアーで前半戦からトップ10フィニッシュも多く、手ごたえを掴んだ林。芹澤からの言葉で印象的だったものを聞くと…「稼げるプロになれ!ですね」と答えた。
これまでは、苦しいなかでの踏ん張りが足りなかったと自覚。トータル13アンダー・5位タイと合格圏内で迎えたプロテスト最終日もこの心構えがあったからこそ耐えることができた。「14番までに5つスコアを落として、トータル8アンダー。でも絶対に諦めない!という思いですごく集中できたことで、残り4ホールで2つスコアを伸ばせた。芹澤プロの教えがなかったら、4回目を受けることになっていたかもしれません」。