もうひとりは、同じ横浜市出身で1学年上の原英莉花。今季のプロテストでともに合格を果たした90期生の同期だが、「小さい頃から一緒に練習して、試合遠征をする機会もあり、ゴルフ以外の部分でも仲良くさせてもらっていました」。最も身近にいた憧れの存在を追う形で、同じ湘南学院高校へ進んだ鶴岡。「英莉花先輩は、すごく練習熱心で“自分もああなりたいなぁ”と思って真似したり…ずっと背中を追いつづけている。いまもそうです」。
つねに自分の前を走り、1年先に高校を卒業した原が、プロテスト初年度に合格ラインから2打差で涙を飲んでいた。それだけに「本当に狭き門で難しいんだな」と“3年がかり”という想像も湧いた。だがもちろん狙うのは初年度での合格。高校卒業後の春先からは「安心できるまで練習しようと思って、練習量を増やしました。お世話になっている磯子カンツリークラブさんに練習環境を提供していただいたりして…おかげで焦りなくテストに臨むことができました」。
迎えた7月末の最終プロテストでは、2日目を終えて33位と圏外に位置するも、3日目、最終日をともに「68」でラウンドし、トータル10アンダー・14位タイで合格。「合格直後は“一回目で叶うなんて夢のようだ”と思いました。しかも英莉花先輩と同期。“これから頑張ろうね!”という連絡を取り合えたときはすごく嬉しかったです。少しは追いつけたかなって。でもまだまだ全然ダメ。いままで以上に取り組まないといけないなと思っています」。
プロ転向後のデビュー戦となったのは「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」。アマチュア時代を含め、初のレギュラーツアー出場。予選落ちとなったが、「始まる前は緊張していましたが、いざスタートしてみると、お客さんが見てくれていて、ときおり声援を頂いたり、すごく楽しかった」と、プロゴルファーとしてのスタートラインに立った。
「自分の特徴ですか?ポーカーフェイスで負けず嫌いですかね(笑)目指したいプレースタイルはもっとドライバーの飛距離をアップさせて、ギャラリーを沸かせるプレーをしたい。英莉花先輩がそのスタイル。やっぱり一番の目標は先輩ですね」
少しは近づけた…と思った原は、来季のシード権を獲得するなど、すぐさきへと走っていったが、いつか追いつき、追い越すために努力を続ける。
つねに自分の前を走り、1年先に高校を卒業した原が、プロテスト初年度に合格ラインから2打差で涙を飲んでいた。それだけに「本当に狭き門で難しいんだな」と“3年がかり”という想像も湧いた。だがもちろん狙うのは初年度での合格。高校卒業後の春先からは「安心できるまで練習しようと思って、練習量を増やしました。お世話になっている磯子カンツリークラブさんに練習環境を提供していただいたりして…おかげで焦りなくテストに臨むことができました」。
迎えた7月末の最終プロテストでは、2日目を終えて33位と圏外に位置するも、3日目、最終日をともに「68」でラウンドし、トータル10アンダー・14位タイで合格。「合格直後は“一回目で叶うなんて夢のようだ”と思いました。しかも英莉花先輩と同期。“これから頑張ろうね!”という連絡を取り合えたときはすごく嬉しかったです。少しは追いつけたかなって。でもまだまだ全然ダメ。いままで以上に取り組まないといけないなと思っています」。
プロ転向後のデビュー戦となったのは「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」。アマチュア時代を含め、初のレギュラーツアー出場。予選落ちとなったが、「始まる前は緊張していましたが、いざスタートしてみると、お客さんが見てくれていて、ときおり声援を頂いたり、すごく楽しかった」と、プロゴルファーとしてのスタートラインに立った。
「自分の特徴ですか?ポーカーフェイスで負けず嫌いですかね(笑)目指したいプレースタイルはもっとドライバーの飛距離をアップさせて、ギャラリーを沸かせるプレーをしたい。英莉花先輩がそのスタイル。やっぱり一番の目標は先輩ですね」
少しは近づけた…と思った原は、来季のシード権を獲得するなど、すぐさきへと走っていったが、いつか追いつき、追い越すために努力を続ける。