<LPGA新人戦 加賀電子カップ 最終日◇7日◇グレートアイランド倶楽部・千葉県(6513ヤード・パー72)>
今季初シードを獲得した原英莉花が、1イーグル・3バーディ・1ボギーの「68」をマーク。トータル5アンダーで、2位に1打差をつけ、90期生No.1の称号を手に入れた。
優勝カップに口づけをする原英莉花【写真】
レギュラーツアーとは違い、リーダーボードもキャリングボードもない戦い。最終18番のパーパットを決めても、スコアの動向が分からないため、原から派手なガッツポーズが飛び出すことはなかった。帽子のツバを触り、ちょこんとお辞儀をするだけ。しかし、ともに戦った同期達の「おめでとう」という声で優勝を知ると、ここでようやく両手を挙げ「イェーイ!」と喜びを表現した。
最初の見せ場は8番パー4。残り115ヤード、PWで放ったセカンドショットが、ピン奥2ヤードの位置からバックスピンしてカップイン。「風もフォローで、『少し大きいかも』と思ったんですけど、クラブをキャディさんに渡す時に“コロン”って聞こえて。『入った!』ってなりました」。このイーグルで、その後の勝負を有利に運んだ。
さらに一番喜びを口にしたのが、「練習ラウンドでも一度もバーディを獲ったことがない」と、大の苦手にしている17番パー3でのバーディ。グリーンの左に池が待ち構え、この日のピンポジションも左寄り。その状況で4Iを握ると、「勇気を持って打ちました」と7mの位置に落とした。「ラインが見えました」とこの距離をねじ込みガッツポーズ。「一番苦手なところで勝負を決められてうれしかった」と満面の笑みを浮かべた。
今季初シードを獲得した原英莉花が、1イーグル・3バーディ・1ボギーの「68」をマーク。トータル5アンダーで、2位に1打差をつけ、90期生No.1の称号を手に入れた。
優勝カップに口づけをする原英莉花【写真】
レギュラーツアーとは違い、リーダーボードもキャリングボードもない戦い。最終18番のパーパットを決めても、スコアの動向が分からないため、原から派手なガッツポーズが飛び出すことはなかった。帽子のツバを触り、ちょこんとお辞儀をするだけ。しかし、ともに戦った同期達の「おめでとう」という声で優勝を知ると、ここでようやく両手を挙げ「イェーイ!」と喜びを表現した。
最初の見せ場は8番パー4。残り115ヤード、PWで放ったセカンドショットが、ピン奥2ヤードの位置からバックスピンしてカップイン。「風もフォローで、『少し大きいかも』と思ったんですけど、クラブをキャディさんに渡す時に“コロン”って聞こえて。『入った!』ってなりました」。このイーグルで、その後の勝負を有利に運んだ。
さらに一番喜びを口にしたのが、「練習ラウンドでも一度もバーディを獲ったことがない」と、大の苦手にしている17番パー3でのバーディ。グリーンの左に池が待ち構え、この日のピンポジションも左寄り。その状況で4Iを握ると、「勇気を持って打ちました」と7mの位置に落とした。「ラインが見えました」とこの距離をねじ込みガッツポーズ。「一番苦手なところで勝負を決められてうれしかった」と満面の笑みを浮かべた。