「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を終え、幕を閉じた今季の国内女子ツアー。今シーズン優勝者、賞金ランク25位以上など精鋭のみが出場できる大会の狭き門をくぐって出場した選手たちに、“今シーズン一番印象に残っている一打”を挙げてもらった。今回は、8月の「CAT Ladies」でツアー初優勝を挙げた大里桃子。
黒のドレス姿が大人っぽい!【大里桃子・厳選写真館】
昨年のプロテストは不合格となり悔し涙を飲んだ大里。ツアー本格参戦初年度の今季は、QTランク16位の資格で試合に出場した。しかし序盤は6試合連続予選落ちを喫するなど、ツアー生活への適応に苦しむ日々。それでもしっかりと試合経験を積み、今年7月には2度目の挑戦でプロテスト合格を果たした。そして気分一新迎えたのが、CAT Ladiesだった。「他には考えられない」。そう大里が言い切った“今年の一打”は、この優勝大会で生まれた。
2日目に単独トップに立った大里だったが、最終日は8、9番で連続ボギーを喫するなど、優勝を前にしてスコアが伸びあぐねる展開に。最終18番(パー5)を迎えた時点でトータル9アンダー。同組で回った2位の森田遥とはわずか1打差という状況だった。
逃げ切りを図りたい大里のティショット、セカンドショットはきっちりとフェアウェイを捉える。こうして“今年の一打”にピックアップした、グリーン左奥ピンまで残り105ヤードの第三打を迎える。本人のみならず、多くのゴルフファンの記憶に残る、あのスーパーショットだ。
バックスピンを抑えるため、握ったのは52°のウェッジではなくPW。「右を狙おうかなとも考えたけど、かっこ悪いなと思ってピンを狙いました」という一打は、ピン20センチの位置にピタリと止まった。ギャラリーからの鳴りやまぬ拍手喝采。この時点で、優勝が決定的なものになった。
黒のドレス姿が大人っぽい!【大里桃子・厳選写真館】
昨年のプロテストは不合格となり悔し涙を飲んだ大里。ツアー本格参戦初年度の今季は、QTランク16位の資格で試合に出場した。しかし序盤は6試合連続予選落ちを喫するなど、ツアー生活への適応に苦しむ日々。それでもしっかりと試合経験を積み、今年7月には2度目の挑戦でプロテスト合格を果たした。そして気分一新迎えたのが、CAT Ladiesだった。「他には考えられない」。そう大里が言い切った“今年の一打”は、この優勝大会で生まれた。
2日目に単独トップに立った大里だったが、最終日は8、9番で連続ボギーを喫するなど、優勝を前にしてスコアが伸びあぐねる展開に。最終18番(パー5)を迎えた時点でトータル9アンダー。同組で回った2位の森田遥とはわずか1打差という状況だった。
逃げ切りを図りたい大里のティショット、セカンドショットはきっちりとフェアウェイを捉える。こうして“今年の一打”にピックアップした、グリーン左奥ピンまで残り105ヤードの第三打を迎える。本人のみならず、多くのゴルフファンの記憶に残る、あのスーパーショットだ。
バックスピンを抑えるため、握ったのは52°のウェッジではなくPW。「右を狙おうかなとも考えたけど、かっこ悪いなと思ってピンを狙いました」という一打は、ピン20センチの位置にピタリと止まった。ギャラリーからの鳴りやまぬ拍手喝采。この時点で、優勝が決定的なものになった。