また、例年通り、ここでは中継局については発表されないが、既存の試合でもこれまで通りのテレビ局による放送が行われるかどうか、危ぶまれている試合もある。
3試合減の原因でもあり、昨年来、主催者、テレビ局ともめ続けていた放映権について、これまでの経緯と今後の方針について小林会長は初めて、言及した。
「放映権の問題については一切お話ししません」と、声を裏返らせ、頑なだった昨年の日程発表から一転し、終始、落ち着いた態度で会見に臨んだ小林会長。配られた書面で放映権に対する主張を述べ、それをこれまで話せなかった理由については「交渉中で守秘性が高かったため」と説明した。
1967年のLPGA創立以来、所在が不明確なままだった放映権の帰属を主張する理由、今後の方針などについては特におかしなものはない。このコラムでも何度も書いているように、将来的にLPGAが放映権を持つことは自然な流れであり、今回、説明したものは個別の案件でもなく、守秘性が高いとは思えない。
むしろ、最初に会見などで方向性を示してから、主催者、テレビ局などのステークホルダーとの話し合いのテーブルにつけば、交渉の過程はもう少しスムーズにいったのではないか、という疑問はぬぐえない。
また、インターネット配信での生放送を「開幕戦から行う予定です」(同)としているが「鋭意努力しています」というレベル。もちろん、交渉はしているはずだが、どこと契約するかすらいまだに明らかにできていない状況で、3月第1週からの開幕に準備や調整が間に合うかどうか、疑問が残る。
3試合減の原因でもあり、昨年来、主催者、テレビ局ともめ続けていた放映権について、これまでの経緯と今後の方針について小林会長は初めて、言及した。
「放映権の問題については一切お話ししません」と、声を裏返らせ、頑なだった昨年の日程発表から一転し、終始、落ち着いた態度で会見に臨んだ小林会長。配られた書面で放映権に対する主張を述べ、それをこれまで話せなかった理由については「交渉中で守秘性が高かったため」と説明した。
1967年のLPGA創立以来、所在が不明確なままだった放映権の帰属を主張する理由、今後の方針などについては特におかしなものはない。このコラムでも何度も書いているように、将来的にLPGAが放映権を持つことは自然な流れであり、今回、説明したものは個別の案件でもなく、守秘性が高いとは思えない。
むしろ、最初に会見などで方向性を示してから、主催者、テレビ局などのステークホルダーとの話し合いのテーブルにつけば、交渉の過程はもう少しスムーズにいったのではないか、という疑問はぬぐえない。
また、インターネット配信での生放送を「開幕戦から行う予定です」(同)としているが「鋭意努力しています」というレベル。もちろん、交渉はしているはずだが、どこと契約するかすらいまだに明らかにできていない状況で、3月第1週からの開幕に準備や調整が間に合うかどうか、疑問が残る。