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新垣比菜のスイングの強みは…フィニッシュ時の“C”と“三角形”【辻にぃスイング見聞】

新垣比菜のスイングの強みは…フィニッシュ時の“C”と“三角形”【辻にぃスイング見聞】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年12月22日 11時52分

「これだけ足を使って蹴り込んでいるのに、終始ベルトのラインは変わらない。これは、右サイドにできているC字が、しゃくってできているわけではないという証拠。アマチュアの人が同じことをすると、左腰が高くなって右腰が下がることが多いのではないでしょうか」

確かに新垣のベルトを見ると、ずっと同じ位置をキープし、キレイに水平に回っているのが見てとれる。「体が左にのけぞり、へそが上を向くのは、いいことではありません。200ヤード先を狙う時も、へそはボールが飛ぶ方向を指していないといけません」。新垣は、そのお手本のようなスイングをしている。

さらに辻村氏は、スタンスの“ある形”にも注目した。左右の足の間にできた空間を見ると、アドレス時は二等辺三角形だったものが、トップの時には体の右に体重がかかることで、右側が垂直方向に傾く三角形に変わっている。さらにフォロースルーでは、左足側が垂直の直角三角形のような形へと変化する。

足の間に注目 アドレスでは「二等辺三角形」だったが…【スイング写真】

トップでは形が変化している【スイング写真】

「形は変わるけど、三角形自体が崩れることがない。三角形のなかで体重移動が行われています。トップの時は体の右サイドで、フォロースルー時は左サイドで体重を受けなければいけないということが、新垣さんのスイングを見ると分かります」

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