今季優勝した選手のスイングから強さの要因、そしてアマチュアが参考にすべき部分を探る“Playback LPGATour2018”。第18回は、今年2季ぶりのツアー通算3勝目を挙げた大江香織のスイングを、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が解説する。
大江香織の“浮かないスイング”を連続写真で見る
身長153cm。プロゴルファーとして、恵まれた体格とはいえないながらも、今季1勝、さらに8年連続で賞金シード獲得を続けている大江。そのハンデを補うためのスイングのポイントを、辻村氏は「浮かないスイング」と表現する。それは一体どういうことか。
まず、この“浮かないスイング”を支えている最初のポイント、それがダウンスイング時に見てとれる。
「大江さんのダウンスイングを見ると、非常に右腰とクラブの位置が近いのが分かります。にもかかわらず、シャフトがしっかりと立ち、外にほどけていません。この状態であれば、絶対に左肩は開きません。さらに前傾姿勢が維持されているので、体が沈み込んだ状態でビジネスゾーンを済ますことができます」
ダウンスイング時に、しっかりとタメを作り、体を絞り込みながらインパクトに向かう。顔と地面の位置を低い状態で維持することが“浮かないスイング”というわけだ。コンパクトながら、腰から腰のスイングはワイド。「フォロースルーまで一貫して低くて長い。これが小柄だけどヘッドをしっかりと走らせることができる」というのが大江のスイングのヒミツだ。
大江香織の“浮かないスイング”を連続写真で見る
身長153cm。プロゴルファーとして、恵まれた体格とはいえないながらも、今季1勝、さらに8年連続で賞金シード獲得を続けている大江。そのハンデを補うためのスイングのポイントを、辻村氏は「浮かないスイング」と表現する。それは一体どういうことか。
まず、この“浮かないスイング”を支えている最初のポイント、それがダウンスイング時に見てとれる。
「大江さんのダウンスイングを見ると、非常に右腰とクラブの位置が近いのが分かります。にもかかわらず、シャフトがしっかりと立ち、外にほどけていません。この状態であれば、絶対に左肩は開きません。さらに前傾姿勢が維持されているので、体が沈み込んだ状態でビジネスゾーンを済ますことができます」
ダウンスイング時に、しっかりとタメを作り、体を絞り込みながらインパクトに向かう。顔と地面の位置を低い状態で維持することが“浮かないスイング”というわけだ。コンパクトながら、腰から腰のスイングはワイド。「フォロースルーまで一貫して低くて長い。これが小柄だけどヘッドをしっかりと走らせることができる」というのが大江のスイングのヒミツだ。