昨年12月に一旦は中止が決まった「KKT杯バンテリンレディス」、「中京テレビ・ブリヂストンレディス」、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の今季継続開催が、25日(金)発表された。これを受け、大きな地震被害を受けた熊本で行われるKKT杯と、宮城で行われるミヤギテレビ杯の主催放送局が、それぞれ声明を出した。
放映権問題について語る小林浩美LPGA会長【写真】
これまでに不動裕理、古閑美保、上田桃子ら多くの名選手を輩出してきた熊本。“ゴルフ大国”とも呼ばれる被災地からの大会消滅は、大きな失望を与えるニュースとなった。その大会を主催してきた「くまもと県民テレビ」がこの日取材に応じ、開催決定までの経緯や大会にかける思いなどを明かした。
同局担当者は、まず「大会を開催できることをうれしく思います。県内のゴルフ関係者、選手など皆さまから『継続して欲しい』という熱烈な応援をいただき、それがLPGAさんとの交渉の後押しになりました」と今のよろこびを表現。続けて「発表が遅れ、多大なるご迷惑をおかけしました」と謝意を口にした。
その後、今回の中止発表の根底にある“放映権のLPGAへの帰属”に関し「継続協議中」と強調したうえで、協約書締結までの経緯も説明。「昨年12月時点では、十分な話し合いができないまま締め切りを迎えてしまいました。その後、複数回の交渉を重ねていくなかで、LPGAさんに誠実な対応をしていただけた。今後、真摯に協議ができると感じました」とサインに至った。
また、2011年の東日本大震災からの復興を目指す宮城県の「宮城テレビ放送」もコメントを発表。同局は「放映権の帰属についてLPGAとの協議が難航し、弊社は開催の意向を伝えつつ個別協議を申し入れていましたが、LPGAは一方的に『開催中止』と発表しました」と、当時の複雑な心境を文書で明かした。
放映権問題について語る小林浩美LPGA会長【写真】
これまでに不動裕理、古閑美保、上田桃子ら多くの名選手を輩出してきた熊本。“ゴルフ大国”とも呼ばれる被災地からの大会消滅は、大きな失望を与えるニュースとなった。その大会を主催してきた「くまもと県民テレビ」がこの日取材に応じ、開催決定までの経緯や大会にかける思いなどを明かした。
同局担当者は、まず「大会を開催できることをうれしく思います。県内のゴルフ関係者、選手など皆さまから『継続して欲しい』という熱烈な応援をいただき、それがLPGAさんとの交渉の後押しになりました」と今のよろこびを表現。続けて「発表が遅れ、多大なるご迷惑をおかけしました」と謝意を口にした。
その後、今回の中止発表の根底にある“放映権のLPGAへの帰属”に関し「継続協議中」と強調したうえで、協約書締結までの経緯も説明。「昨年12月時点では、十分な話し合いができないまま締め切りを迎えてしまいました。その後、複数回の交渉を重ねていくなかで、LPGAさんに誠実な対応をしていただけた。今後、真摯に協議ができると感じました」とサインに至った。
また、2011年の東日本大震災からの復興を目指す宮城県の「宮城テレビ放送」もコメントを発表。同局は「放映権の帰属についてLPGAとの協議が難航し、弊社は開催の意向を伝えつつ個別協議を申し入れていましたが、LPGAは一方的に『開催中止』と発表しました」と、当時の複雑な心境を文書で明かした。