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魅力あるツアーとは? 殿堂入りの森口祐子が考える“選手の責務”

魅力あるツアーとは? 殿堂入りの森口祐子が考える“選手の責務”

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年1月31日 11時55分

しかし一方で、大会復帰が決まった際に比嘉は「一瞬とはいえ試合が減った状況があったというのは残念であると同時に、より1つ1つの試合がいかに大事かというのを考えさせられました。選手としてもツアーとしても頑張っていかないといけない」とコメントを残した。7年連続で賞金総額が過去最高額になるなど盛り上がるツアーにあって、現在の中心を担う選手達が、戦う場の消失という“危機感”を抱いた初めてのできごとだったのかもしれない。

「どんなに強くてもスポンサーの人たちが、女子ゴルフに魅力を感じなければお金は出てこない。『魅力はありますから、お金を出してください』と言っているだけではダメ。“一打にかける思い”、“どうやれば魅力を出せるのか”、“どうやれば海外で通用する人間になるのか”、“もっと強くなるにはどうしたらいいのか”ということを考え、プレーをし続ける以上、そのための勉強はやり尽くさないといけません」

ツアーとしての上昇カーブがいつまで描かれるのかは、誰にも分からない。だからこそ長きにわたり支持を得られるよう、協会だけでなく選手一人ひとりの自覚も森口は促す。

今回の大会復帰にあたり、声明を出した日テレと系列3局の共通の認識は、「放映権の問題は2020年以降も交渉を続ける」というもの。そんななか、今年については『選手ファースト』、『ファンファースト』、つまり選手を含めた世論を重視し、大会を継続したという声も主催者サイドからは聞こえてくる。根本的な解決には至っておらず、来季以降へ不安定さをはらみながらの開幕となる。

「ツアーに一人だけ強い選手がいたら成功かといったらそうではない。魅力的な団体になるためには、全員が一丸になる必要はある。でも試合に入ったらそれぞれが一番になりたいという気持ちで、一打一打に向き合って欲しい。それがツアーの大きな魅力になり、スポンサーの気持ちを動かすことにつながるのではないでしょうか」

永久シードを保持する名選手は、「今の若い子をみると、とても華やか。自分の魅力を引き出す方法が上手だと思う」と現在の女子ツアーの会場を目を細め眺めている。そして、その風景がいつまでも続くことを切に願う。

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