国内女子メジャー第1戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」が、茨城県のつくばみらい市の茨城ゴルフ倶楽部 西コースで明日5月6日(木)から4日間の日程で開催される。

　大会前日の今日はプロアマが行われ、米女子ツアー「トレス・マリアス選手権」で今季3勝目を挙げ凱旋帰国した宮里藍が参加した。昨日の夕方帰国したばかりでまだ時差ボケがあるそうだが、「私はフィーリング派なので、頭で考えるより集中力が高まれば良いゴルフが出来る。去年から時差ボケの調整について学んできたし、しっかり休んで翌朝体を動かせば良い状態になると思う」と日米のツアーを行き来するタフな生活をこなしているだけに体調面に不安はなさそう。

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　昨年悲願の米ツアー優勝を果たし、今季も5試合中3勝と好調の宮里藍だが、まだメジャー優勝経験はない。「やはり日本でも海外でもメジャーは欲しいタイトル。日本で最初のメジャー大会なので十分モチベーションがあるし、グリーン、コースが素晴らしいし、パットのフィーリングも良いので、それだけでやる気十分です」とメジャー初戴冠への意欲を語った。優勝すれば世界ランク首位も見えてくるが、「今年の目標はプレーヤー・オブ・ザ・イヤーというのは変えない。そこを目指していけば自然と(ランキング)順位も上がってくると思うし、今は目の前の1試合、1試合やるだけ」と平常心で目の前の大会へ挑む。

　ディフェンディングチャンピオンの諸見里しのぶは、「コースが長いし、フェアウェイ、グリーンがだいぶ硬くなってくるので、その辺の距離感が大事になってくる。グリーンは今年私が回った中で1番速いかな」と高速グリーンを警戒するも、「まだ大会連覇をしたことがないのでワクワクしている」と連覇への期待をのぞかせた。

　毎年海外からも強豪選手が参戦するこの大会。今年もヤニ・ツェン(台湾)、ソフィー・グスタフソン(スウェーデン)、ジ・ウンヒ(韓国)、モーガン・プレッセル(米)らが出場予定。日米のトッププレーヤーがしのぎを削る「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」は明日開幕する。